主訴
こんにちは。
施術スタッフの竪山です。
今日は、デスクワークが多く、首の痛みと肩こりにお悩みの患者様の経過を報告させていただきます。
仕事が忙しくてデスクワークの時間が長くなると頭痛、ひどいときは吐き気まであるそうです。
患者様情報
名古屋市在住、50代、女性、保育士
経過と施術内容
主訴:頸部の疼痛で頭痛と吐き気
上記の症状だけで考えると、デスクワークの不良姿勢が引き起こした循環障害ではないかと推察されます。
初検時の可動域検査では、
頚部左回旋と右側屈での疼痛があり、正常可動域の65%程度でした。
可動域検査上は頸部の疼痛は左側に顕著に現れ、筋緊張も著名です。
アライメント(姿勢や歪み)を確認したところ、やはり胸椎の後弯と上腕骨頭内旋転位が見られました。
→猫背で巻き肩があるということ。
更に頭皮の可動性が低下しており、脳圧が高くなっていることを確認しました。
上記所見より、アライメント不良による循環障害と捉え、施術開始。
施術内容
①:胸椎の後弯及び上腕骨頭内旋転位を改善させるため、BMK整体
②:脳圧改善のためCSF循環療法・筋膜調整
③:頸部の疼痛緩和のために患部のマッサージ・皮膚リリース
上記の施術を行いました。
施術後は若干の好転反応はあったものの、頭痛と頸部の疼痛は半分程度まで寛解。
可動域も90%程度まで改善されたように感じました。
2回目の来院時は、初回よりも肩こりと首の痛みが少なくなり、頭痛の頻度も減ったとの事でした。
5回目あたりでは、頭痛はなくなり、首も違和感程度に落ち着きました。
7回目には、かなり姿勢もよくなっており、疲れにくくなったそうです。
肩こりもかなり改善傾向です。
考察
デスクワーク時はだんだんと猫背姿勢になりやすくなります。その状態で仕事をしていたことで、首の痛みや肩こりが生じたのだと思いました。
頭痛や吐き気が出る程ということはかなり負担がかかっていたのだと思いますが、今では、そういった症状は全くないということなので安心しました。
初回にお伝えした、クッションを使った座り方でデスクワーク中、姿勢が崩れにくくなるようにできているみたいなので、今後も続けていきましょう。