肩と腰の朝の激痛が緩和!筋トレ好き男性の意外な原因とは…

はじめに

朝起きた瞬間に「肩が動かない」「腰が固まって痛い」
そんな経験はありませんか?

特に筋トレや重い荷物を扱う仕事をしている方に多いのが、肩関節の炎症と腰痛の同時発生です。
今回は、大府市在住の30代男性・**安部さん(仮名)**が実際に体験されたケースをご紹介します。

奥さまのご紹介でLINEからご相談いただいた安部さん。
「朝起きるのが怖いほどの肩と腰の痛み」でお悩みでした。
どのようにして日常生活を取り戻していったのか、その過程を丁寧にまとめました。


目次

  1. 肩関節の痛みが始まったきっかけ

  2. 広がる不調と朝の激痛

  3. 姿勢と筋肉バランスに隠れた原因

  4. わかば接骨院・整体院でのアプローチ

  5. 回復のプロセスと気づき

  6. 病院・整形外科・整体の違い

  7. 今後同じ痛みを繰り返さないために

  8. まとめ


肩関節の痛みが始まったきっかけ

安部さんは筋トレが趣味の30代男性。
1年前の夏、ジムで「ローイング」をしていた時に肩関節に鋭い痛みが走りました。
その瞬間からトレーニングが続けられなくなり、徐々に肩の動きも悪くなっていったそうです。

当初は「筋肉痛だろう」と思い、様子を見ていましたが、
時間が経つほどに痛みが強くなり、仕事で重いものを持つたびに肩の違和感が増すようになりました。


広がる不調と朝の激痛

発症から1ヶ月ほど経つと、肩だけでなく腰にも痛みが出てきました。
「特に朝が地獄のように痛い」とお話しされていました。

寝起きは体が冷えて血流が悪くなる時間帯です。
このとき、筋肉や関節内に炎症があると、体温低下で痛みが強くなる傾向があります。

整形外科や整体にも通ってみたものの、「根本的な変化は感じられない」と感じていた安部さん。
朝起きるたびに「今日も痛いのか」と憂うつな気持ちで一日を迎えていたそうです。


姿勢と筋肉バランスに隠れた原因

初回の検査では、肩関節の上腕二頭筋長頭腱に圧痛と熱感がありました。
これはトレーニングや姿勢不良で炎症が起きたサインです。

加えて、肩甲骨の動きを制限する巻き肩と、
腰椎の前弯が強い「反り腰」が見られました。

腰部では、骨盤が前にうまく動かず、鼠径部(そけいぶ)の硬さも強い状態。
特に左側の大腰筋が弱く、骨盤のバランスを保てていないことが分かりました。

背中の筋肉(後背筋・僧帽筋)も硬く、
その結果として肩から腰まで筋膜が連動して引っ張り合っている状態に。

つまり、肩関節だけの問題ではなく、
「姿勢・筋膜・筋力低下」が重なっていたのです。


わかば接骨院・整体院でのアプローチ

まず取り組んだのは、朝の痛みを和らげること。
体の深部で起きている炎症を鎮めるには、血流の改善が欠かせません。

肩関節と腰部の筋緊張を和らげる施術を中心に行い、
筋膜の癒着を少しずつ解いていきました。

初回から3回目までは大きな変化は見られませんでしたが、
4回目以降から「朝の痛みが少し楽になった」と変化が現れました。

肩関節では上腕二頭筋と大胸筋、腰部では腸腰筋や仙腸関節周囲を中心に施術。
特に左の鼠径部を重点的にリリースすることで、
骨盤の前後バランスが整ってきました。


回復のプロセスと気づき

施術6回目の頃には、痛みが半分ほどに軽減。
筋膜リリースを継続しながら、姿勢を支える筋肉を鍛えるトレーニングも開始しました。

肩甲骨を寄せるエクササイズや体幹安定トレーニングを行うことで、
「整った姿勢を筋力で保てる状態」に。

10回目の施術時には「朝の痛みは10%程度」と話され、
「もう起きるのが怖くない」と笑顔で話してくれました。

夜もぐっすり眠れるようになり、
以前のように趣味の筋トレも少しずつ再開されています。

「ちゃんと眠れるようになったのが一番嬉しいです」
その言葉が印象的でした。


病院・整形外科・整体の違い

比較項目 病院・整形外科 一般的な整体院 わかば接骨院・整体院
主な対応 レントゲン・湿布・痛み止め 一時的なマッサージ 姿勢・筋膜・関節のつながりを分析
原因の見方 骨の異常中心 筋肉疲労中心 姿勢や動作のバランスから根本原因を特定
施術方法 電気治療や牽引 ほぐし中心 筋膜リリース+関節調整+運動指導
施術の目的 痛みの緩和 リラックス 再発しにくい身体づくり
特徴 短時間・保険対応 施術者による差が大きい 一人ひとりに合わせた評価と施術

安部さんのように「どこに行っても良くならなかった」という方でも、
原因を正しく見つけ出すことで少しずつ変化が生まれます。


今後同じ痛みを繰り返さないために

今回のように、朝の肩や腰の痛みが強い方の多くは、体温や血流の低下による炎症反応が関係しています。

そのためには以下の3つが重要です。

  1. 就寝前に軽いストレッチ
     → 筋肉の血流を保ち、朝の強張りを防ぐ。

  2. 体幹と肩甲骨まわりの筋力アップ
     → 正しい姿勢を保ち、関節への負担を減らす。

  3. 冷え対策
     → 睡眠時に冷気で筋肉が硬直しないよう、温度管理を意識。

これらを続けることで、再び同じ痛みに悩まされにくくなります。


まとめ

今回のケースでは、**肩関節と腰痛の両方に共通していたのは「姿勢の崩れ」と「筋膜の癒着」**でした。
どちらか一方を見ても根本的な変化は起こらず、
全身のバランスを整えることが何より大切だと改めて感じました。

安部さんは、約2ヶ月・10回の施術を経て、
「朝起きるのが怖くない」「夜ぐっすり眠れる」と笑顔を取り戻されました。

肩や腰の痛みは、単なる筋肉の問題だけではありません。
体の使い方・姿勢・筋膜のつながりを見直すことで、
少しずつ日常が変わっていきます。


執筆者:院長 須崎 章博

📍大府市共和駅 徒歩1分|わかば接骨院

📞 ご予約・お問い合わせはLINEまたはお電話でお気軽にどうぞ!

📱LINE予約(友達追加)https://lin.ee/NLFgt7F
📞電話予約→ 0562-47-1101

わかば接骨院 整体院

わかば接骨院 整体院

住所
〒474-0074
愛知県大府市共栄町9-3-3ディアコートすず1F
交通
共和駅から徒歩1分
TEL

お問い合わせ、ご相談はお気軽にお電話ください

0562-47-1101
営業時間
9:00〜13:00
15:30〜20:00
  • ※祝日は18:30まで受付