主訴
4年前の出産後から身体の不調が増え、それと同時に首・肩の痛みも気になり始めたとの事です。
患者様情報
緑区在住、40代、女性、
お仕事内容
デスクワーク
経過と施術内容
4年前の出産後から、身体の不調が増えて、同時に首・肩の痛みが出てきました。
よく整形外科や整体にも通ってたそうですが、なかなか良くならなかったためご来院されました。
初回はまず、お身体全身の歪みを検査しました。
患者様ご自身もご自覚はあったそうですが、猫背が強く巻き型のタイプでした。
この巻き型の姿勢が首、肩の筋肉に負担になっていると考え初回は、緊張している筋肉を緩めてあげて、かつ原因になってる骨格の歪みも整える治療を行いました。
しかし治療終わってすぐはいいものの、一日経つとすぐに戻ってしまう状態が二回続いたので、もう一度普段の生活の事を伺ったり、お身体の検査をしました。
すると、一年前から仕事でのストレスでパニック障害を患っていて、今でも時々発症するとの事でした。
そこで、自律神経系の問題があるのではないかと考え、今までやってきた骨格の矯正を一旦やめて、身体の中からアプローチする内臓治療に変更しました。
治療してて、気づいたことは上手に腹式呼吸ができていなかった事です。
姿勢不良が原因で横隔膜が圧迫されて、呼吸が出来ていないのだろうと考え、呼吸を整えながら横隔膜を緩める治療を行いました。
すると3回目から急激に首、肩の痛みがとれ、
毎日薬飲むほどでしたが、それもなくなったそうです。
考察
仕事のストレスや、姿勢不良で自律神経が乱れ、今回の首、肩の痛みの治り方を遅くしていたと考えました。
ご自宅でも横隔膜の圧迫を緩める体操と、同時に体操中はなるべく呼吸を大きく行うことをお伝えしました。
今では初回お見えになった時より、痛みが良くなっただけではなく、患者様の表情もたんだん明るくなってきたなと感じています!