こんにちは。大府市で腰椎ヘルニアや坐骨神経痛、慢性的な腰痛に対して専門的な施術を行っているわかば接骨院です。
今回は「腰椎ヘルニア」と診断され、つらい腰痛と右足の痛みに悩まされていた40代の男性(大府市在住・運転業)に関する症例をご紹介します。
■背景|腰椎ヘルニアの診断と3ヶ月のリハビリでも改善しなかった症状
今年3月、大府市在住の下平さん(仮名・40代男性)は、整形外科で「腰椎ヘルニア」と診断されました。主訴は原因不明の腰痛と右脚の痛み。診断後、2~3ヶ月にわたりリハビリを続けたものの、まったく改善が見られず、不安な気持ちを抱えてわかば接骨院へ来院されました。
初診時の状態:
- 歩行が困難で足を引きずるような動き(跛行)がある
- SLRテスト(坐骨神経の走行異常の有無をみるテスト)で30°付近で痛み
- 痛みの部位は大腿部の前面から膝下の前面へ
- 体幹前屈時の痛みはなし
腰椎ヘルニアの典型的な症状は、お尻から太ももの裏、ふくらはぎにかけての痛みやしびれですが、今回の下平さんの症状は少し異なっていました。
■鑑別と分析|腰椎ヘルニアよりも疑わしかった「股関節の不安定性」
わかば接骨院では、初回の施術前に多角的な評価を行います。SLRテストで痛みが出る場所が典型的な腰椎ヘルニアとは違い、大腿部の前面に集中していたため、腰椎ヘルニアそのものではなく、股関節の不安定性によるものではないかという仮説を立てました。
加えて、大腰筋の出力が明らかに低下しており、骨盤を支える筋群(骨盤底筋・内転筋群など)の活動も弱まっている印象がありました。
このようなケースでは、「腰椎ヘルニア」の影に隠れて、本当の原因が別に存在していることが少なくありません。
■施術内容|筋出力改善と股関節安定性を目的としたアプローチ
初回施術の内容:
- 股関節周囲の筋膜リリース・緊張緩和
- 骨盤の安定性を高めるインナーマッスルトレーニング
- 大腰筋の出力アップを目的とした徒手トレーニング
施術後、SLRテスト時の痛みはほとんど感じなくなり、ご本人も驚かれていました。
■経過と改善|歩行困難→日常生活が可能に
その後、3週間の間に計6回の施術を行いました。
- 2回目施術後:痛みの程度が減少、歩行はまだ困難
- 4回目施術後:股関節の安定性向上が実感され、跛行がかなり軽減
- 6回目施術後:夜間痛・日常生活での痛みはほぼ消失。歩行もスムーズに。
筋肉そのものは3ヶ月でしっかりと形になりますが、「出力」は意識と適切な刺激で3週間程度でもかなり向上するということが、今回のケースで明確に現れました。
■考察|腰椎ヘルニアと診断されても、全ての腰痛や脚の痛みがヘルニアが原因とは限らない
整形外科では「画像診断」が主軸ですが、画像に映るヘルニアがあっても、それが症状の原因とは限らないことも多いです。今回の下平さんもまさにそのパターンでした。
確かにMRIには「腰椎ヘルニア」が写っていましたが、症状の出方や動作時の反応は明らかに股関節由来。結果として、腰椎ヘルニアとは無関係な部位へのアプローチで改善したのです。
■同じような悩みをお持ちの方へ|こんな症状は要注意!
✅ 腰椎ヘルニアと診断されたけど、リハビリで改善しない
✅ 痛みの場所が太ももの前側や股関節周囲
✅ 歩くと足が引っかかる感じ、ふらつく
✅ 夜間に痛みで眠れない
✅ MRIやレントゲンの結果に納得できない
こうした症状がある場合、「本当に腰椎ヘルニアが原因なのか?」という視点で再評価する必要があります。
わかば接骨院では、大府市で数多くの腰椎ヘルニアに関するご相談を受けてきました。特に「なかなか改善しない腰痛」「原因が特定できない足の痛み」に対して、身体全体を評価して根本原因を探る施術を行っています。
■大府市で腰椎ヘルニア・腰痛にお困りの方へ
大府市で「腰椎ヘルニア」の痛みやしびれに悩んでいる方、長期間改善しない腰痛に不安を感じている方は、ぜひ一度わかば接骨院にご相談ください。
- 画像診断だけでは見逃されやすい「隠れた原因」を見つけ出す
- 姿勢・動き・筋肉バランスを評価して本当の問題にアプローチ
- 丁寧な問診と検査で納得していただける説明をお届け
当院は大府市内でも数少ない、腰椎ヘルニアと股関節障害を両軸で評価できる接骨院として、多くの患者さんにご支持いただいております。
📍大府市共和駅 徒歩1分|わかば接骨院
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