主訴
産後からずっと座っている姿勢が痛くて、特に夜になると症状がひどくなる。産後からずっと座っている姿勢が痛くて、特に夜になると症状がひどくなる。
患者様情報
緑区在住、20代、女性、
お仕事内容
主婦(産後2ヶ月)
経過と施術内容
初回に骨盤の評価をした時、仰向けの時は尾骨が当たって痛いとかはなく、やはり座ってるときに痛みがでてました。
初回はまず、骨盤の歪みを整える治療と普段の負担を減らすためにトコちゃんベルトの付け方をお伝えしました。
3回治療した段階で、治療後しばらくは症状が落ち着くものの、週の後半にはもう痛みが出てくるとのことでした。
1週間の間での負担が大きいのではないかと考え、再度詳しく日常生活の事を聞きました。
すると、座ってる時の椅子がご自宅のソファで、ほぼ一日中座ってるとのことでした。
また、オムツ替えを床でやってしまうので、前屈の姿勢がどうしても辛い状態でした。
なので治療の内容は大きく変えず、日常生活のそれらの負担を減らすことをメインに指導しました。
まずは、ソファで座るとどうしても骨盤が後傾して尾骨に負担がかかってしまうので、ソファにはなるべく座らないこと。
椅子の正しい座り方と、オムツ替えはベビーベットを使ってなるべく前屈みの姿勢を減らすことをお伝えしました。
すると、6回目あたりから尾骨の痛みは自然となくなっていました。
考察
今回のすぐに筋疲労を起こしてた原因が、日常生活での負担の多さだと考えました。
産後は特に女性ホルモンの一種であるリラキシンの効果が強く、筋疲労がしやすい時期です。
その中でただ治療するだけではまた戻ってしまうケースが多いので、日常生活を深掘りして変えていく必要があります。
この方は産後2ヶ月で、筋力低下もかなりあったので、症状が落ち着いてからも負担を減らすことと、弱っている筋肉を賦活させる体操は続けてやってもらってます!