「腰痛だから腰が悪いのだろう」と思っていませんか?
実は、原因は腰以外に隠れていることも多くあります。今回ご紹介するのは、大府市在住78歳女性・**田中さん(仮名)**のケース。歩くのもつらい腰痛と右足の痛みが、思いがけない部位へのアプローチで緩和された体験です。
目次
-
腰痛と下肢の神経痛に悩んでいた田中さん
-
発症のきっかけと症状の詳細
-
評価で見えた「股関節と筋膜の硬さ」
-
整体で行ったアプローチと変化
-
病院・整形外科との違いとまとめ
1. 腰痛と下肢の神経痛に悩んでいた田中さん
田中さん(仮名)は大府市在住の78歳女性。長年わかば接骨院・整体院に通ってくださっている方です。
今回は**腰痛と右足の痛み(殿部〜大腿外側〜下腿外側までの神経痛様の痛み)**が強く出て、日常生活に支障が出るほどでした。
痛みは波があり、弱いときもあれば、足をつけられないほど強く出ることもあったとのことです。
2. 発症のきっかけと症状の詳細
旅行中の7月18日、特に大きなきっかけもなく腰痛が悪化。その後徐々に右足にまで痛みが広がっていきました。
整形外科的には「脊柱管狭窄症」の可能性も考えられる症状でしたが、特徴的な間欠性跛行(歩いては休むを繰り返す症状)は出ていませんでした。
腰を反らす動作も可能であったため、典型的な狭窄症とは異なる印象でした。
3. 評価で見えた「股関節と筋膜の硬さ」
丁寧に評価していくと、腰椎や骨盤の可動性の低下に加えて、股関節前面(腸骨筋・大腿筋膜張筋周囲)の強い硬さが見つかりました。
特に鼠径部〜大腿部前面にかけての筋膜の癒着が顕著で、骨盤が前傾しやすい姿勢になっていたのです。
腰痛の原因は「腰そのもの」ではなく、「股関節や筋膜の硬さ」にあったと考えられました。
4. 整体で行ったアプローチと変化
わかば接骨院・整体院では、田中さんに以下のアプローチを行いました。
-
股関節前面(腸骨筋・鼠径部周囲)の筋膜リリース
-
骨盤と腰椎の可動性を取り戻すエクササイズ指導
-
動きを伴う整体アプローチで神経の流れを改善
初回〜2回目までは大きな変化は見られませんでしたが、3回目の施術後には「2日間ほとんど痛みがなかった」と実感。
その後、週2回ペースで通っていただき、6回目(約3週間後)には腰痛はほぼ消失。足の重だるさが残る程度に緩和しました。
お盆の時期には「痛みを気にせず過ごせた」と喜ばれていました。
5. 病院・整形外科との違いとまとめ
病院・整形外科 | わかば接骨院・整体院 | |
---|---|---|
検査 | レントゲン・MRI中心 | 姿勢・筋膜・動きの評価 |
処置 | 湿布・痛み止め・牽引 | 筋膜リリース・可動域改善 |
原因の見方 | 骨や画像上の異常に注目 | 体全体のつながりに注目 |
経過 | 症状に変化が少ない場合も | 少しずつ変化を体感できることが多い |
田中さんのケースでは、「腰痛=腰が原因」とは限らないことが分かりました。
股関節や筋膜のつながりを整えることで、腰や足の痛みが和らぎ、歩行も快適に。
まとめ
今回の症例から学べるのは、腰痛や下肢の神経痛の原因は必ずしも腰だけではないということです。
特に大府市で腰痛に悩む方の多くが、股関節や筋膜の硬さを抱えている可能性があります。
「腰痛だから仕方ない」と思わず、体全体のつながりを見直すことが大切です。
📍 大府市で腰痛・神経痛にお悩みの方へ
共和駅前すぐの「わかば接骨院・整体院」では、一人ひとりの体の状態を丁寧に確認し、安心して通える整体を提供しています。
👉 腰痛・整体なら大府市共和駅前のわかば接骨院・整体院へ
執筆者:院長 須崎 章博
📍大府市共和駅 徒歩1分|わかば接骨院
📞 ご予約・お問い合わせはLINEまたはお電話でお気軽にどうぞ!
📱LINE予約(友達追加)→ https://lin.ee/NLFgt7F
📞電話予約→ 0562-47-1101