産後のホルモンバランスの乱れ

出産に伴い乱れるホルモンバランス

妊娠から出産にかけて、女性ホルモンは大きく変動します。

妊娠するとプロゲステロンの分泌が活発になり、子宮内を赤ちゃんが過ごしやすい環境に整えて流産を防ぐ働きをしてくれます。

プロゲステロンは出産に向けた体作りのために、妊娠初期に非常に重要な役割を果たしてくれるホルモンですが、プロゲステロンの分泌量が増えるとホルモンのバランスが崩れてしまいます。

ホルモンバランスが崩れると突然イライラしたり急に悲しくなったりと、精神的に不安定になることが増えます。

妊娠初期に女性が鬱のような状態になったり、急にテンションが高くなったりするのはこのホルモンバランスの乱れが関係しているのです。

さらに、プロゲステロンはシミなどの原因となるメラニンを生成するメラノサイトを刺激する働きもあるので、シミができやすくなります。

ホルモンバランスが崩れるとできやすくなるとされる、肝斑というシミの一種も妊娠中はできやすくなります。

妊娠中に増加するもう一つの女性ホルモンが「エストロゲン」です。

エストロゲンも、妊娠に合わせて子宮の大きさを大きくしたり、母乳が出るように乳房の乳腺を発達させる役割をします。

プロゲステロンもエストロゲンも出産が終わるまで、分泌され続けるので体もその影響を受けることになります。

出産を終えると、今まで大量に分泌されていたプロゲステロンとエストロゲンの量が急激に減少します。

この急激なホルモンバランスの変化が、再び身体に悪影響を与えます。

女性ホルモンが急激に減ったことで、"ポジティブホルモン"と呼ばれるセロトニンの分泌量も減り、産後うつのような状態になってしまうことがあります。

精神面以外での影響としては、白髪や抜け毛が増えたり、シミやシワ湿疹などの肌荒れが起こります。

特に抜け毛は産後の女性の7割近くが、悩む症状です。

見た目的にも老けたような印象を与えるこれらの症状は、女性にとって辛いですよね。

産後しばらくすれば治る症状も多いですが、中には慢性化してしまうものもあるため油断は禁物ですよ。

ホルモンバランスを整えよう

産後に乱れたホルモンバランスは、毎日の生活の中で少しずつ整えていくことができます。

まずは、ストレスをためないように心がけましょう。

リラックスしているとセロトニンも分泌されやすくなり、自律神経も整います。

産後は、赤ちゃんの世話で本人が自覚していなくてもストレスが溜まりがちです。

骨盤が歪んでいると、ホルモンの分泌にも影響を与えてホルモンバランスが乱れやすくなります。

骨盤の歪みを整えることで、ホルモンの分泌も正常になる効果が期待できます。

他にもストレス解消や代謝の改善などのメリットもあるので、産後は骨盤矯正を検討してみてはいかがでしょうか。

わかば接骨院でも、産後の不調や骨盤矯正に対する相談をお受けしております。

産後の骨盤矯正についての詳細はこちらをご覧ください。

症状について詳しくはこちら

産後の骨盤矯正 ☆託児可能

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