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膝の痛みと部位について

■2016/09/05 膝の痛みと部位について


 
膝の痛みに悩んだら
 
人間の膝にはその人の全体重が乗っているため、常に大きな負担がかかっています。
 
そのため、膝には疲労が蓄積しやすく、その疲労を放置したままでいると痛みが発生する可能性が高くなります。
 
それに加えて、人間は歩く・走る・しゃがむといった動作をする時に膝を曲げ伸ばしする必要があります。
 
これらの動きは膝の軟骨をすり減らしたり、関節を痛める原因になります。
 
膝の軟骨は年齢を重ねるほどすり減っていく傾向にあり、加齢とともに筋肉が衰えて骨も弱くなっていくので、膝痛を発生するのは中高年以降の人が多いです。
 
しかし、激しいスポーツをしている・膝を酷使する仕事に就いている・姿勢が悪いなどの生活習慣に心当たりがある人は、若くして膝痛を発症することがあります。
 
部位別の膝痛
 
ひとことで膝痛と言っても、痛みが出る部位によって原因や対処法は異なります。
 
症状が出る部位によって以下のような違いがあります。
 
○膝の内側
 
膝の内側が痛むのは、鵞足炎(がそくえん)の可能性があります。
 
鵞足炎は、太ももの内側の筋肉が脛骨に付着している鵞足という部分が膝を曲げ伸ばしする際にこすれて、炎症を起こしている状態です。
 
スポーツ選手に多い疾患で、マラソン・野球・サッカーなどをしている人は発症する可能性が高いです。
 
膝の内側に体重をかけている人がなりやすく、膝が内側に入ってしまっているX脚の人も鵞足炎を起こしやすいのです。
 
鵞足炎の治療は、初期であれば膝を動かすことを極力避けて、炎症が起きている部分を冷やして、痛みを抑えます。
 
他にも、患部を温めて血行を促進したり、低周波治療やテーピング、マッサージやストレッチなどを組み合わせて治療を進めていきます。
 
しかし、鵞足炎の根本的な原因である筋肉の緊張や姿勢の崩れ、骨のゆがみを矯正しなければすぐに再発してしまう危険があります。
 
○膝の外側
 
膝の外側に痛みが出るのは、太ももの外側にある腸脛靭帯がももの骨とこすれて炎症が起きているからです。
 
これを「腸脛靭帯炎」といい、痛みが出る前兆として、太ももの外側がピンと張っているような感覚を感じることが多いのが特徴です。
 
膝を伸ばすと痛みが出るので、少し膝を曲げて歩くような癖がついて余計に姿勢が崩れ、痛みが増していきます。
 
膝の外側の痛みは、膝の使い過ぎによるスポーツ障害である場合が多く、陸上競技の選手やサッカー・バスケットなどを行う人が発症しやすいです。
 
また、日本人に多いO脚の人も膝の外側に体重をかけているため、その部分に炎症が起こりやすいのです。
 
膝の外側の痛みには、安静にしてアイシングと軽いストレッチを取り入れて症状がおさまるのを待ちます。
 
痛みが取れない場合は、患部にステロイド注射をすることもあります。
 
通常、3日前後で激しい痛みは落ち着き、2週間程度で完治しますが、再発の危険性も高いため、発症の原因を避けるもしくは改善することが大切です。
 
 
膝痛治療についての詳細はこちらをご覧ください。
 

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