猫背を改善して美味しく食べよう

著者:院長 須崎章博

わかば接骨院院長の須崎です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は『猫背を改善して美味しく食べようタイトル』について書いていきたいと思います(^O^)

 

食事が美味しくないのは「猫背」のせい?

山の幸に海の幸、甘く熟したフルーツに絶品スィーツ。

雑誌では思わずお腹が鳴ってしまいそうな「秋のグルメ」特集が組まれ、テレビでは温泉と素晴らしい食事を楽しむ旅番組や、ホテルの秋ビュッフェを紹介する情報番組が女性を中心に注目されています。

この時期は秋の食材で「食の秋」を満喫中という方も多くなる嬉しい季節なのですが、その一方で私のところにはこのようなご相談がよくあるのです。

「胃もたれや胃の不快感があって食事が美味しく頂けません。」

「楽しみにしていた食事に出かけても胸やけやお腹のハリで全く楽しめませんでした。」

「胃薬を飲んでも胃のもやもやがスッキリしないのはどうしてでしょうか?」

 

胃腸の不快感には様々な原因が考えられますが、もしあなたが長時間パソコンに向かっているデスクワーカーであったり、1日中スマートフォンが手放せなかったり、姿勢の悪さを指摘されたことがあった場合は、そのもやもやの原因はもしかすると「猫背」にあるのかもしれません。

 

「猫背」が胃腸の不快感の原因になる理由

 

①胃や腸が受ける圧迫によるもの

 

パソコンやスマートフォンで作業をしていて画面を覗きこむことに夢中になってしまうと、気づかないうちにも前傾姿勢や前屈みの姿勢をとっている時間が長くなります

 

その姿勢で画面を覗きこんでいると「猫背」の姿勢が長時間続くことになるのです。

 

猫背姿勢をとっているとお腹が不自然に折れ曲がり、胃や腸が圧迫される状態が続きます。

 

上半身の重みを受け続ける胃や腸はその重みから消化などの機能をスムーズに行えなくなり、消化不良や胃痛、下痢などを起こしやすくなるのです。

 

②自律神経の乱れによるもの

 

猫背が原因の胃腸の不快感には自律神経の乱れに由来するものも考えられます。

 

頸椎(首の骨)の中を通っている自律神経は体内に分泌される様々な分泌液の量をコントロールしています。

 

胃に分泌される「胃酸」も実は自律神経がコントロールする分泌液の1つです。

 

背中を丸めた猫背姿勢になると首も同時に不自然に前屈するため、自律神経も一緒に圧迫されてしまい、上手く作用しなくなり自律神経が崩れ始めるのです。

 

バランスを崩した自律神経は胃に分泌する胃酸の量をコントロールできなくなり、増えすぎた胃酸に胃壁を守る胃粘膜が追いつかなくなってしまうことで薄くなった胃壁が傷つき、「胃痛」の症状が現われるようになります。

 

③体の歪みによるもの

 

前傾姿勢や猫背姿勢でいると背骨に歪みが生じ、そのまま放置しておけば背骨を支えている「骨盤」にも歪みが発生します。

 

歪んだ骨盤が「胃下垂」を招いて、膨満感、食欲不振、食後のむかつきや吐き気といった症状が現われます。

 

また骨が歪むと骨を支える筋肉には大きな負担がかかります。 その結果筋肉にはコリが生じ、全身の血流が悪くなって体の冷えや様々な不調が起こり、胃腸の不調も更に悪化してしまいます。

 

猫背を改善するためには

 

猫背姿勢は胃腸障害の他にも、肩や首のコリ、背中の痛み、腰痛、頭痛、自立神経の乱れによる 慢性的な疲労、不安感などの精神的問題を引き起こすとされています。

 

問題の多い猫背姿勢なのですが、長時間のパソコン作業、スマートフォンやタブレット操作によって生じるいわゆる「IT猫背」と呼ばれる猫背の人が益々増えているのが現状です。

 

こうした「IT猫背」を予防するためのいくつかのポイントがあります。

 

ポイント①

ノートパソコンの場合は特に前屈みの姿勢になりやすい!!

ノートパソコンの場合は画面の位置が目の高さより下にきやすいので、首を曲げずに見ることができるデスクトップタイプのパソコンを使用することが姿勢にとっては好ましいのですが、ノートパソコンを使用する場合は椅子の高さを画面に合わせて調節したり、30分に1度ほどは頭を後ろに反らせたりするなど、猫背姿勢を定着さない工夫が必要です。

 

ポイント②

前屈みの姿勢にならないようにするためにはイスに深めに腰かけて骨盤を安定させる!!

背もたれと腰の間にクッションを置く!!

背中が楽になり、猫背予防だけではなく腰痛の予防にも役立ちます。

 

ポイント③

スマートフォンやタブレットを操作する時には、デバイスをできるだけの顔の高さまで持ち上げることが首を曲げないために必要です。

良い姿勢を保ちながら頭をもたれかけることができるハイバックのイスやソファに座りながら操作するようにすると首への負担を軽減することができます。

 

ポイント④

日頃から意識して体を動かすようにしましょう。 オフィスでは階段を使う、一駅前で降りて歩いてみる、近所のコンビニに行くときには車を使わずに歩いてみるなど、ほんの少しの積み重ねでも続けていくうちに丸まった背中が気持ちよく伸びることを実感できるでしょう。

 

わかば接骨院でも、猫背が原因の痛みや不調に関する相談を受け付けております。

猫背・姿勢矯正についての詳細はこちらをご覧ください。

 

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