何をやっても治らない慢性的な腰痛や、ダイエットしても変わらないぽっこりお腹に悩んでいませんか?
実はこの原因「反り腰」のせいかもしれません。反り腰は一見、姿勢が良いように見えて、体にさまざまな不調をもたらすことがあります。
今回は、そんな反り腰の原因、改善方法についてご説明します。
反り腰とは?
正しい姿勢とは、骨盤がまっすぐに立ち、背骨がゆるやかなS字カーブを描いている状態だと言われています。それに対して反り腰とは、骨盤が前に傾き、背骨が腰のあたりから反りかえってしまう状態のことを言います。
反り腰の原因①筋肉バランスの崩れ
反り腰の一番の原因は、筋肉バランスの崩れだと考えられます。
運動不足や加齢により、腰回りや太ももの筋肉が弱まることで、自身の姿勢を支えることが出来ず、反り腰となります。
また、股関節から太ももにかけての筋肉の柔軟性が不足していることも、反り腰の原因の1つです。
さらに、お腹まわりの筋肉が弱いと、背中や腰の筋肉だけで支える必要が生じ、反り腰をひき起こす可能性があります。
もともと女性は筋肉が男性より弱い傾向にあるので、反り腰になりやすいと言われています。
反り腰の原因②姿勢のバランスの崩れ
さらに姿勢の悪さが反り腰の原因となることもあります。
具体的には、猫背やストレートネックなど、上半身の歪みです。
首と頭が前に出てしまうと、バランスを取るために自然と反り腰になっていることがありますので、注意しましょう。
その他、妊娠や肥満、ヒールの高い靴をよく履くことによっても、反り腰はひき起こされます。
毎日の習慣で改善しよう!
反り腰は腰に負担がかかりやすいため放置していると、腰痛などの痛みが出やすくなります。
さらに太っていなくても下腹だけぽっこり出たり、お尻が垂れやすくなったりと、美容面でみてもいいことは1つもありません。
まず、一番にすべきことは、自分の姿勢を見直すことが大切です。
体のバランスとしては、みぞおちやお尻に力を入れるよう意識すると、正しい姿勢をキープしやすくなります。
また、太ももとふくらはぎのストレッチや、筋トレを日常生活の中に取り入れることもおすすめです。ストレッチによって、筋肉の柔軟性アップが期待できます。
また、正しい筋トレをすることで、筋肉バランスを立て直すことが可能です。
反り腰を改善するためには、長い時間が必要になるので、気長に取り組み、良い方向へもっていきましょう!