ぎっくり腰は癖になる?
いちどぎっくり腰になると再発しやすくなるという話を聞いた事がある人もいると思います。
確かにぎっくり腰になった人で、またすぐになってしまう人もいます。
中には1年間に何回もぎっくり腰を起こし、普通の生活が送れなくなってしまった人もいます。
しかし、ぎっくり腰になった人が全員再発を繰り返すわけではありません。
適切な処置とその後の過ごし方によって大きな差が出てくるのです。
ぎっくり腰を再発させないためには注意しなければいけない事があります。
ぎっくり腰をした時と同じ生活習慣を続けない
ぎっくり腰は健康な腰の人が突然発症する事は少ない病気です。
普段から腰痛持ちで腰に負担のかかる生活を送っている人ほど、ぎっくり腰を起こしやすい体と言えます。
まずは自分の生活習慣を見直す事が大切です。
仕事で重い荷物を運ばなければいけない人は、休憩の回数を増やすなどの工夫をする必要があります。
また長時間座りっぱなしのデスクワークも、腰に悪影響を与えます。
時々は立ち上がって伸びをしたり、歩いたりして筋肉をほぐしましょう。
しっかりと休息をとる
ぎっくり腰は疲れがたまっている時に起きやすい病気です。
人間はストレスや肉体的疲労が蓄積すると、腰に負担のかかる姿勢を取ってしまいます。
疲れたままでいると言う事はぎっくり腰になりやすい体のままでいるという事なのです。
肉体に溜まった疲労を回復させるためにも、休息をとる事はとても大切です。
適度な運動をする
痛みが治まったら、体を動かした方が再発の防止になります。
筋肉が凝り固まってしまうとますます体が固くなって、腰痛が悪化します。
無理のない範囲でストレッチやウォーキングを始めてみましょう。
腰だけでなく体全体の筋肉を柔らかくして、全身の血行を良くしておくこともぎっくり腰の再発に有効です。
ぎっくり腰を再何度も繰り返さないためには専門の医師の適切なアドバイスが必要です。