猫背で歩く自分の姿に驚くことはありませんか?

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著者:院長 須崎章博

わかば接骨院院長の須崎です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は『猫背で歩く自分の姿』について書いていきたいと思います(^O^)

 

ヒトの背骨は、頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨に分かれていて、胸椎の部分(これが背中の部分です)が丸くなっている状態が、猫背です。

猫背の進行は、両肩が内側に巻き込んでしまう巻き込み肩を誘発し、体調にも不調をきたします。その他に、顎が前方に突き出してしまう状態にもなり、見た目の印象も悪くなってしまい、自分自身にも自信を持てなくなり落ち込みやすくなります。

 

生まれながらに猫背の人はいない!

 

猫背の赤ちゃんや小さなお子さんはいません。

猫背は生活習慣のなかで起こってしまう、後天的なものです。

 

小さいときは頭が体全体に対して重いのですが、それを支える筋力はまだ発達していません。そのため頭の位置を重心位置の真上にうまく起き、バランスをとりながら歩くため、自然と背筋が伸びるきれいな姿勢となります。

小学生以上になると、筋力が発達して猫背のままでも頭を支えられるようになり、それが日々の生活習慣によってはクセとなり猫背が定着してしまうのです。

 

猫背が増える原因

 

▲スマホ/PCの普及と長時間の操作

▲運動不足による体幹の筋力低下

▲運動不足による抗重力筋の低下

▲学校や塾での長時間の勉強

▲骨盤の歪み

 

上記を見るとまさに現代病とも言えます。

 

猫背が誘発する不調

 

ストレートネック、肩こり、頭痛、顎関節症、腰痛、自信喪失・ネガティブ感情などがありますがその他に、呼吸器機能の低下、内臓下垂、便秘もあります。

 

猫背姿勢は呼吸が浅くなり呼吸量が減ります。呼吸筋の使われる量が減り代謝が悪くなります。そして背中の筋肉も正しく使われないため、筋肉量が低下し代謝が悪くなります。これは太りやすい体質を作ってしまいます。また、猫背姿勢では肺が圧迫され、呼吸筋が正しく使われないため呼吸による酸素の摂取量が少なくなります。体内の酸素が不足すれば、食べ物をエネルギーに変換する力が低下し代謝が悪くなり、免疫力も低下してしまいます。

 

さらに、猫背姿勢で身体が丸くなることで、内臓が下垂し腸を圧迫してしまいます。これが腸内環境に悪影響を与え、便秘になりやすくなります。腸内には身体の免疫細胞の大半が集まっており、そこが弱ってしまうと免疫機能が低下し、病気にかかりやすくなったりアレルギー体質になってしまったりすることもあります。

 

生活の中で気をつけること

 

★立っているとき

耳・肩・股関節・くるぶしが一直線になるように意識します。

 

★座っているとき

足裏全体をしっかりつけます。かかとが浮いてはダメ。

へその位置が少し高くなるように意識をして座ります。

 

★パソコン操作のとき

上記の座っているときの姿勢に加えて、脇を軽く閉めるようにします。開くと肩が内側へ巻き込みやすくなってしまうからです。

 

★スマホを見るとき

スマホの位置を顔の前まであげ、顎を引くように意識します。

 

★寝ているとき

リラックスできる態勢で寝れば大丈夫。ただし、横向きに寝ると巻き込み肩になりやすくなるので、気をつけてください。

わかば接骨院でも、猫背が原因の痛みや不調に関する相談を受け付けております。

猫背・姿勢矯正についての詳細はこちらをご覧ください。

 

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