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腰痛のタイプと温熱療法について

■2017/05/29 腰痛のタイプと温熱療法について

 
慢性腰痛と急性腰痛の違い
 
ぎっくり腰などの急性腰痛は、我慢できないような激しい腰の痛みが起こり、痛みが治まるまで安静にしているしかありません。
 
これに対し、慢性腰痛は激しく痛むこともありますが、腰の重みやじわじわとした鈍痛を常時感じるようになります。
 
急性腰痛と慢性腰痛の定義がはっきりと分けられているわけではありませんが、一般的に3カ月以上痛みが続く場合は、慢性腰痛と言われます。
 
「痛みが激しくないなら慢性腰痛の方が楽なのでは?」と思われるかもしれませんが、慢性腰痛は痛みが長期化しやすく治りにくいという特徴があります。
 
腰に重い痛みが何カ月も何年も続いたら辛いですよね。
 
また、急性腰痛は重い物を持つなど腰に急な負担がかかったときに発症しやすいですが、慢性腰痛は徐々に痛みがひどくなっていくので「いつから」「何がきっかけ」で発症したのかわかりにくいのです。
 
そのため治療を開始するのが遅れてしまい、なかなか治らなくなるということもよくあります。
 
急性腰痛の痛みが激しいときは、患部を冷やして炎症を抑えるのに対し、慢性腰痛は温めることで筋肉の緊張をほぐして痛みを緩和する方法が取られることが多いです。
 
心因性の腰痛について
 
急性腰痛と慢性腰痛のほかにもうひとつ腰の痛みが起きる可能性があるのが「心因性の腰痛」です。
 
心因性の腰痛の場合、はっきりとした痛みの場所が分からず、日によって痛みが起こる場所が変わります。
 
強いストレスや不安・心配事がある時に発症することがあるタイプの腰痛です。
 
過剰なストレスによって自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れたり、筋肉が緊張することで痛みが増していきます。
 
常に強いストレスにさらされている場合、本来なら体を守るために痛みを緩和させるドーパミンが分泌されます。
 
しかし、ストレス状態が続くとドーパミンの分泌量が減り、痛みを強く感じるようになります。
 
慢性腰痛になっている人の多くが、怒りや不安などのネガティブな感情を持っているという研究結果もあります。
 
心因性の腰痛は、痛みの原因が特定できないため、整形外科や接骨院での施術に加えて心療内科の受診も必要になる可能性があります。
 
また、ストレスをうまく回避できるようにならないと、いったん薬で良くなってもすぐ再発することになります。
 
腰痛の温熱療法について
 
慢性化した腰痛の治療に適しているのが、温熱療法です。
 
腰痛は、筋肉の緊張や血行不良が原因で発生しています。
 
特に、身体が冷えたことによって患部の血行が悪くなると、炎症がひどくなる疲労物質が患部にとどまって、どんどん痛みがひどくなっていきます。
 
冷えると筋肉も硬くなり、腰を支える力が弱くなってしまいます。
 
温めることによって筋肉の緊張がほぐれて柔らかくなり、関節の動きもスムーズになって腰を支えやすくなるのです。
 
さらに、血液の流れも回復し、全身の新陳代謝が活発になることで腰に溜まった疲労物質が流れて体外に排出されていきます。
 
このように温熱療法は、腰痛の改善・治療に大きな効果を発揮するのです。
 
専門機関での温熱療法について
 
整形外科や接骨院などで行われる温熱療法は、その機関が備えている設備や方針によって異なります。
 
以下に専門機関で行われる温熱療法についてご紹介します。
 
①赤外線、レーザー、超音波
 
現在、病院や接骨院などで使われているメジャーなものとしては、赤外線・ホットパック・マイクロ波などが挙げられます。
 
中でも、赤外線やレーザー、超音波などは、機械で照射して身体の内側から温める方法なので身体の芯から温まります。
 
電気療法でも同様に、特殊な電波を照射することによって患部の内側から温めていきます。
 
ホットパックは、熱を蓄積する効果が高い物質を袋の中に入れて、それを患部に当てることで血行を促進します。
 
長い時間をかけて温めることができるのが特徴です。
 
②湿布
 
病院や接骨院などを受診すると、患部を温める効果のある湿布が処方されることがあります。
 
この湿布を痛みが発生している場所に貼ることで、冷えを防止し、血行を改善します。
 
温める効果だけでなく、痛みや炎症を抑える効能も入っているものが多いので、腰痛治療では良く使われる方法のひとつです。
 
自宅でできる温熱療法について
 
温熱療法は、自宅でも十分に行うことができます。
 
特に、入浴は手軽に体を温めることができ、リラックス効果も期待できるのでおススメです。
 
ポイントは、熱すぎないお湯にゆっくりと浸かることです。
 
38度~42度くらいの湯温にして、10分以上は湯船に浸かるようにしましょう。
 
慣れるまでは、5分程度から始めて、少しずつ時間を伸ばしていっても良いです。
 
肩まで浸かるとすぐにのぼせてしまう恐れがあるので、みぞおちあたりまでお湯に入り、寒い場合は肩にバスタオルなどをかけて入浴します。
 
お風呂の中は、浮力が働いて体を楽に動かせるので、ストレッチや体操を同時に行うこともできます。
 
専門機関での温熱療法と自宅での温熱療法を組み合わせれば、効率よく腰痛改善ができます。
 
 
わかば接骨院でも、腰の痛みに関する治療・相談を行っております。
 
腰痛・ぎっくり腰治療の詳細についてはこちらをご覧ください。
 
 
 


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