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季節の変わり目の不定愁訴と肩こり

■2017/10/26 季節の変わり目の不定愁訴と肩こり

 
不定愁訴とは

 
季節の変わり目になると不定愁訴を感じる人が増えます。
 
不定愁訴という言葉を耳にする機会は多いと思いますが、具体的にどのような症状を指すのか分からないという人もいますよね。
 
不定愁訴とは、血液検査やレントゲンなどの検査をしても特定の原因が分からないにもかかわらず、いろいろな体調不良が出ることを言います。
 
不定愁訴の症状は幅広く、ひとつに絞ることは難しいですが、代表的なものとして、
 

・痛み

腹痛、腰痛、肩こり、首こりなど
 

・精神的不調

疲労感、やる気が出ない、不安感、暗い気持ちになる、イライラする、情緒不安定
 

・感覚異常

視力低下、味覚異常、眼精疲労、痺れ

 
・自律神経の異常

ほてり、めまい、冷え、発汗
 
・消化器系の症状

便秘、下痢、嘔吐

 
・泌尿器系の症状

頻尿、排尿痛、残尿感
 
といった症状が挙げられます。
 
不定愁訴の症状については、個人差が大きく「少し気になるな」程度のものから普通の日常生活を送るのが困難なほどのものもあります。
 
病気とは診断されないため、周囲から理解されにくく一人で抱え込んでしまう人も多いのが特徴です。
 
また、不定愁訴を感じる人の割合は男性に比べて女性の方が圧倒的多数を占めています。
 
これは、男性に比べて女性の方がホルモンバランスの変動が大きいためです。
 
ただし、最近では男性にも不定愁訴を感じる割合が増えてきています。
 
特に、春から夏、夏から秋など季節の変わり目は、不定愁訴を感じる人が増える時期です。
 
季節の変わり目になると、「なんだかやる気が出ない・・・」「肩こりがいつもよりひどい。」というような症状に心当たりはありませんか?
 
今回は、季節の変化に伴う不定愁訴と肩こりについてご紹介します。

 
季節の変わり目に不定愁訴が増える理由

 
なぜ季節の変わり目になると、体調が崩れやすいのでしょうか?
 
理由のひとつとして、気温と気圧の変化が関係しています。
 
夏から秋に変化する季節は、日中と夜の温度差が非常に大きくなります。
 
昼間は30度を超えていたのに、夜になったら20度を下回るなんて日も珍しくありません。
 
このように寒暖の差が激しいと、自律神経が乱れてしまいます。
 
自律神経には、暑い時に汗を出すなどして体温調節をする機能があります。
 
しかし、気温の差があまりにも激しいと、対応することができずに自律神経が混乱してしまうのです。
 
自律神経が乱れると、交感神経が優位に働きがちになり、体温調節機能もおかしくなって体が火照ったり、冷えを感じやすくなります。
 
他にも自律神経の乱れによって、片頭痛や肌荒れ、めまいや倦怠感が起こりやすくなります。
 
また、春や秋といった季節は引っ越しや転職など環境が変わることが多いです。
 
精神的なストレスを感じることも増え、体調が崩れやすいシーズンなのです。

 
季節の変化と肩こり

 
季節の変わり目に肩こりの症状が重くなるという人は、自律神経の乱れに伴い肩こりが悪化している可能性が高いです。
 
気温や環境の変化によって、交感神経が優位に働きやすくなり、リラックスするのが難しい状態になります。
 
首や肩の筋肉に力が入り、筋肉疲労の蓄積や血行不良によって肩に痛みが生じやすくなるのです。
 
さらに、急に寒くなることがあるので体が冷えやすくなります。
 
特に女性は、薄着をしている場合も多く、肩を冷やしてしまうことで血流が悪化して肩こりを感じます。
 
肩こりの症状が悪化すると、頭痛や手の痺れが発生することもあります。

 
不定愁訴を予防するために

 
季節の変わり目に起きる不定愁訴を予防するためのポイントを以下にご紹介します。

 
●睡眠をしっかりとる

 
自律神経の乱れを整えるためには、睡眠が重要な役割を果たします。
 
睡眠中は、副交感神経が活発になり、リラックスすることができるのです。
 
質の良い睡眠をたっぷりとることができれば、自律神経が整い、精神状態も安定していきます。
 
睡眠で大切なのは「質」と「量」です。
 
たくさん眠ればいいわけではなく、睡眠の内容にも注目しなければいけません。
 
質の良い睡眠をとるためには、寝心地の良い寝具を揃えて、寝室を快適な空間に整えてみてください。
 
安眠効果のあるアロマやリラックス効果が期待できる音楽をかけるのも効果的です。
 
いろいろな工夫をして、充実した睡眠時間を確保しましょう。

 
●規則正しい生活を送る

 
昼夜逆転や、朝起きる時間が平日と休日で全然違うといった生活を送っていると自律神経は乱れやすくなります。
 
朝太陽の光を浴びるだけでも、幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されて、自律神経を整える効果があります。
 
規則正しい時間に食事をして、毎日決まった時間に就寝・起床すると体内時計が整っていきます。
 
一日のリズムを整えて、交感神経と副交感神経のバランスを取りましょう。
 

●血行を良くする

 
気温の変化やストレスによる肩こりは、血行不良が大きな原因のひとつです。
 
血行改善を図ることで、肩こり解消だけでなく冷え対策にも繋がります。
 
夜は、一日の疲れをとるためにもきちんと湯船に入りましょう。
 
入浴には、緊張で硬くなった体をほぐし、精神的にもリラックス効果が期待できます。
 
適度な運動も、体をほぐし血行を良くしてくれます。
 
無理に外に出なくても、家の中でストレッチするだけでも良いです。
 
季節の変化に伴い、体の痛みや不調が続くような場合は早めに医療機関に相談しましょう。
 
肩こり治療の詳細はこちらをご覧ください。
 
 


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