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健康な脚と腰痛について

■2017/11/02 健康な脚と腰痛について

 
脚と腰の関係について

 
「最近脚のむくみが気になるな…」「歩くと足が痛い」といった問題を感じた経験は無いでしょうか?
 
これらの脚に起こるトラブルは、腰と関係している可能性があります。
 
たとえ腰に痛みが出ていなくても、腰の不調が脚に広がってくことは少なくありません。
 
腰と足は筋肉や神経が繋がっていることもあり、互いに影響を受けやすいのです。
 
また、脚のケガをかばって過ごしていたために、腰に負担がかかり腰痛を発症してしまうこともあります。
 
痛みだけでなく、脚のむくみや腫れが腰痛と関係している可能性も否定できません。
 
今回は、脚のトラブルと腰痛の関係についてご紹介します。

 
腰痛に伴う脚の痺れについて

 
腰痛の発症と共に現れる脚のトラブルで最も多いのが「脚の痺れ」です。
 
脚の痺れから考えられる腰の症状を以下にご紹介します。
 

①坐骨神経痛

 
坐骨神経は、腰から太ももを通って足先にまで伸びる大きな神経のことです。
 
坐骨神経痛は、腰の痛みに加えてお尻や足にジーンと響くような痺れを感じるのが特徴です。
 
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアが原因で坐骨神経が圧迫されることで、痛みや痺れが発症するのです。
 
腰部分の症状が無いにもかかわらず、足先にだけ痺れが出ることもあるので、腰痛と関係していることに気付かない人も多いです。
 
特徴として、足の甲を逸らしたり腰をひねるなどの動作をした時に、痺れが出ます。
 
重傷化すると、歩いていても足裏に感覚が無い・排尿や排便の感覚が薄くなるなどの症状が現れることもあります。

 
②腰部脊柱管狭窄症

 
首から背中まで通る背骨には、中に神経が通っている脊柱管と呼ばれる管があります。
 
脊柱管狭窄症は、この脊柱管が何らかの原因で縮められて狭くなり、中の神経が圧迫されて痛みや痺れに繋がっています。
 
脊柱管狭窄症が発生する要因として、

 
・加齢

 
・体質(思春期の女性に多い)

 
・過度なスポーツ経験

 
・長時間同じ姿勢をしている


 
などが挙げられます。
 
症状の特徴として、長時間歩くと痛みが強くなり、少し休むとまた歩けるようになります。
 
これを「間欠破行」と言い、脊柱管狭窄症を診断するひとつのポイントになります。

 
③腰椎椎間板ヘルニア

 
腰椎は、5つの椎骨が積み重なり、椎骨の間に椎間板という軟骨が入っています。
 
椎間板は、椎骨同士が直接ぶつかって擦れ合うのを防ぐ緩衝材の役割を果たしています。
 
椎間板ヘルニアは、何らかの外部刺激によって椎間板が本来あるべき場所から突出してしまったことで周囲の神経を刺激して痛みや痺れの症状がでる病気です。
 
症状が進行すると、痺れが強くなり排泄障害や歩くことが困難なほどの痺れが出ます。
 
また、睡眠中に強い痺れが出て、途中で目が覚めるなど睡眠障害が現れる人も少なくありません。

 
④子宮筋腫
 

子宮筋腫とは、子宮にできる良性の腫瘍のことです。
 
初期の子宮筋腫は、痛みがそれほどなく生理の際の出血量の増加や生理痛が重くなるなどの変化が起きます。
 
良性の腫瘍であるため、温存療法を選択することも多いですが、腫瘍が肥大化してくると骨盤内の神経を圧迫します。
 
この神経の圧迫によって腰痛が発症するのです。
 
腫瘍が大きくなるほど神経を強く圧迫するので、腰の痛みがひどくなり、同時に痺れも出るようになります。
 
子宮筋腫が原因で起こる腰痛は、椎間板ヘルニアに非常によく似ているため、腰痛だと自己判断してしまいがちです。
 
その結果子宮筋腫を放置することになり、他の病気に繋がる可能性もあります。
 
このように内臓の病気が原因で、腰痛が発生していることもあるので医療機関でしっかりと検査を受けることが重要です。

 
腰痛とむくみについて
 

 
ふくらはぎのむくみが気になる女性は多いですよね。
 
実は、腰痛がふくらはぎのむくみの原因となっていることがあるのです。
 
ふくらはぎは、脚の血液を心臓に送るポンプのような役割を果たす筋肉があります。
 
腰痛になると腰周辺の筋肉が硬くなり、左右のバランスも崩れやすくなります。
 
腰のバランスが崩れると、足の重心もずれてふくらはぎの筋肉にかかる負担が大きくなります。
 
そして、ふくらはぎの筋肉も硬くなり血流が悪化してむくみに繋がります。
 
負担がかかっている方の脚にむくみが起こりやすいので、「右側だけがむくんでいる…」「片足だけがだるい…」といった症状が出やすいです。
 
このようにふくらはぎの状態は、腰の動きの影響を強く受けます。
 
腰痛から引き起こされるふくらはぎのむくみは、ただむくみを解消すればいいわけではありません。
 
むくみの元となっている腰痛を治療し、筋肉のバランスを整えなければむくみはどんどん蓄積されてしまうのです。
 
初期の腰痛であれば、ストレッチや温熱治療で症状が改善していく可能性も十分にあります。
 
もともとむくみが無かったのに急にむくみが気になるようになった場合や、毎日のように激しいむくみがある場合は、腰痛がむくみの原因となっていることも考えられます。
 
 
脚の痺れや腰の痛みなど少しでも特徴的な症状を感じたら、早急に医療機関を受診してください。
 
腰痛・ぎっくり腰に関する治療の詳細についてはこちらをご覧ください。
 
 



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