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腰痛とデスクワークについて

■2017/11/16 腰痛とデスクワークについて


腰痛と労働について

 
腰痛になるかならないかは、その人の体格や動きも関係していますが、最も大きく関係しているのは生活習慣です。
 
毎日少しずつ、腰に負担をかけ続けることによって少しずつ腰痛発症の要因が積み重なって、痛みが引き起こされるのです。
 
なかでも、どのような仕事をしているのかは、腰痛の発症と深いかかわりがあります。
 
8時間労働と考えると、1日の約3分の1を仕事をして過ごすことになります。
 
腰に負担が多い仕事に従事している人は、当然腰痛になりやすいですよね。
 
腰に負担が多い仕事のひとつとして「デスクワーク」が挙げられます。
 
最近では、どのような職種でもパソコンを使用する機会が多くなり、座って作業をする人が増えています。
 
「座っているほうが楽だから腰にも良いのでは?」と思われがちですが、実際は座りっぱなしの方が腰に負荷がかかっていることが多いのです。
 
ある調査によると腰痛を抱えている人のうち、立ち仕事をしている人よりもデスクワークの人の方が腰の痛みを自覚している割合が多いという結果が出ています。
 
最近の研究では、デスクワークには腰痛だけでなく、全身にさまざまな悪影響を与えかねないことが分かっています。
 
今回はデスクワークと腰痛の関係と、デスクワークが及ぼす影響についてご説明します。

 
デスクワークと健康の関係

 
立ちっぱなしや外回りの仕事と比べると、楽に思われがちなデスクワークですが、実は座りっぱなしで長時間働いている人の方が健康ではないことが多いです。
 
デスクワークが及ぼす健康への悪影響を以下にご紹介します。
 

●腰痛

 
1日8時間椅子に座って、ほとんど体を動かさないでいると腰回りの筋肉が硬くなってしまいます。
 
健康な筋肉は本来、柔軟性に富み、ゴムのように伸縮性があります。
 
しかし、長時間動かさないでいると、伸縮性が失われて硬くもろくなり、損傷しやすくなります。
 
筋肉は動くために発達しているので、動かさない時間が増えることでどんどん衰えてしまうのです。
 
また、姿勢が悪い状態で座っていると、腹筋から力が抜けて背筋に無駄な力がかかってしまいます。
 
すると、体の後ろ部分に疲労が溜まり、椎骨に負荷がかかって痛みに繋がります。
 
それに加えて、椅子の材質やデスクの高さも重要です。
 
自分の体型に合っていない椅子やデスクを使用し続けると、無理な姿勢で作業することになり、
 
ますます腰痛がひどくなります。
 
長い年月をかけて弱ってしまった腰は、体勢を変えるなどのちょっとした刺激で急性腰痛を発症させる恐れがあります。

 
●精神疾患

 
最近の研究で、デスクワークがうつ病などの精神疾患に繋がる可能性があることが分かってきています。
 
なぜデスクワークが精神疾患の発症に関係するのでしょうか?
 
人間は楽しいことがあったり幸せを感じると、「セロトニン」という神経伝達物質を分泌します。
 
セロトニンは、太陽光を浴びた時や運動をした時などに多量に分泌されます。
 
セロトニンが不足すると、うつ病になりやすくなります。
 
デスクワークで身体を動かさず、日中は室内にいて太陽を浴びる機会が無い生活を送っていると、セロトニンの量が減少していきます。
 
また、長時間のデスクワークは肩コリ、首コリを悪化させます。
 
首には、全身に影響を与える重要な神経が密集しているため、首周辺の筋肉がこると神経も正常な働きをしなくなります。
 
特に、自律神経の乱れはうつ病の発症に大きく関与しています。
 
興奮している時に作用する交感神経が活発になり、副交感神経の働きが弱まるので、常に体に力が入っている状態になります。
 
すると体も心もリラックスすることができず、過度なストレスがかかるようになって精神不安定になったりうつ病をはじめとする精神疾患になりやすくなるのです。
 

●心臓病・脳の病気

 
長い時間椅子に座っていると、血流が滞り、血液の塊である血栓ができやすくなります。
 
血流が悪くなっている状態で、血栓ができると血管のどこかで血栓が詰まる恐れがあります。
 
これはたいへん危険な状態で、命にかかわる病気の発症率がぐんと高くなるのです。
 
脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の血管が詰まれば心筋梗塞というどちらも死に至る可能性が高い危険な病気です。
 
特に、高脂血症や高血圧を指摘されている人は、このような病気になりやすいので余計に注意が必要です。


座りっぱなしを防ぐために

 
デスクワークが体に悪いことはわかっていても、仕事を変えることは難しいですよね。
 
しかし、ちょっとした工夫をすれば、デスクワークの人でも健康な体を保つことは可能です。
 
避けたいのは「長時間動かずに同じ姿勢でいること」です。
 
理想的なのは、30分に1回程度立ち上がり、数分間歩いたり体をほぐしたりすることです。
 
この頻度が難しい場合は、少なくとも1~2時間に1度はトイレ休憩をはさむか、伸びをするなどして体を動かすようにしましょう。
 
机と椅子を自分の体型に合うものに替え、体に負担がかかりにくい姿勢を身につけることも大切です。
 
わかば接骨院では、腰痛に関するさまざまなお悩みに対応しております。
 
腰痛・ぎっくり腰に関する治療の詳細についてはこちらをご覧ください。

 
 
 
 
 
 
 


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