関節痛とは
関節痛といっても、さまざまな症状や原因がありますが、軟骨がすり減ることで起きる関節痛もあります。
関節は骨と骨のつなぎ目で、身体を動かす機能と体を支える機能との2つの大切な働きを担っています。
過度な運動などが主な原因とも言われていますが、それだけでなく交通事故の激しい衝撃から関節の骨と骨の間のクッションの役目をする軟骨がすり減ってしまい、痛みが発生してしまうものもあります。
痛み方も様々で、じっとしていても痛みを感じる自発的な痛みから、関節を動かしたときに痛みを感じる運動痛や、体の負荷のかかったときに痛みを感じる荷重痛などがあります。
治療法
湿布を貼ったり、外用薬を塗ったりして炎症を抑えて痛みを軽減させます。
その他にはサポーターや硬性装具、杖などを装着して、関節の痛みを和らげます。これらには動きをスムーズにしたりする効果があります。
そのほかに電気治療もあります。
電気治療は、電気により筋肉に適度な刺激を与えて、緊張をほぐして筋肉を柔らかくして、骨の可動箇所を増やすことにより、関節付近のスペースが広がり、神経と骨の接触を防ぎ、痛みを和らげる効果があります。
マッサージによる治療も、直接関節付近の可動範囲を広げることができ有効な治療方法です。
また、ストレッチなど患部の筋肉をほぐして関節の動きを柔軟にする効果もあります。
関節に痛み等を感じたら、早めに医療機関で治療しましょう。