わかば接骨院院長の須崎です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は『猫背改善でバストの悩みを解消』について書いていきたいと思います(^O^)
胸の大きさやたるみの悩みは猫背が原因かもしれません
デスクワークで同じ姿勢が長時間続く、スマホやタブレットが手放せず気が付けば顔を下に向けている、日々をこのように送っている人は気づかないうちに肩が前に出て背中が丸くなる「猫背」の姿勢になっていませんか?
私たちの頭は5~6㎏の重さがあると言われています。
正しい姿勢であれば体が頭の重みを支えることは容易ですが、姿勢が悪いとこの重さが体にとって負担となり、体のいずれかの部位に無理が生じ体に歪みが現われます。
この歪みが引き金となり血行不良、肩や首のこり、体調不良など身体的な症状の他、自律神経のバランスが崩れることから精神的な症状が現れる可能性もあります。
それどころか猫背が「胸が小さい」「胸が垂れてきた」というバストの悩みの原因になっていることもあるのです。
猫背がバストの悩みを引き起こす理由
猫背がバストの悩みを引き起こす理由として、大きく分けて3つがあげられます。
猫背が血流を悪くしている
頭を下に向け、背中を曲げるようにして猫背の姿勢を作ってみてください。
胸が圧迫される感じがお分かりになるでしょう。
この圧迫により体の血流が悪くなります。
血液によって胸に届けられる酸素や栄養素が十分に行き届かなくなり、胸の細胞は新陳代謝を上手く進められなくなります。
また血流やリンパの流れが悪くなることで老廃物の排出が滞ってきます。
胸の老化が進み成長が悪くなり、さらには張りを失うことから胸が垂れる原因となることがあるのです。
猫背が女性ホルモンのバランスを崩している
猫背による圧迫により血流が悪くなると、卵巣で作られて血流にのって胸まで運ばれるはずの女性ホルモンが届かなくなってしまいます。
女性ホルモンは健康な乳腺を維持するためになくてはならない大切なホルモンです。
乳腺の主な働きは出産後に母乳を作りだすことですが、胸の大きさや形を決定づけるためにもなくてはならない重要な器官です。
女性ホルモンが胸に届かないことで乳腺が衰えてしまうと、若々しい胸のハリが脂肪質に変化し、脂肪の重みで胸は垂れてしまうのです。
猫背が大胸筋をゆるめてしまう
背中をピンとのばして胸を張ったときにバストを支えているのは大胸筋という筋肉です。
女性の場合、年齢を重ねてバストが垂れ下がってくるのは肌のハリの減少に加えて、老化により伸びたゴムのようになった大胸筋が、バストの重さに負けてバストを支えきれなくなるからです。
猫背の姿勢をとると、大胸筋がゆるんで胸が垂れる形になります。
猫背が習慣化することで使われない大胸筋はあっという間に衰え、若い年代にも胸のたるみを引き起こします。
激しい筋肉のトレーニングをしなくても日頃の姿勢を少し気にすることで、きれいで美しいバストラインを保つことができるのです。
あなたの猫背をセルフチェック
あなたのバストの悩みは猫背が原因なのでしょうか?
あなたが猫背になっているかどうか、簡単にセルフチェックしてみましょう。
壁から5cm離れたところにかかとを置いて真っ直ぐ立つ。
そのままお尻、背中、後頭部の3か所を壁にぴったりとつける。。
壁に背中を付けた状態のまま、腰と壁の間にできる隙間に手を入れてみる。
・手のひらを平らに伸ばしてちょうど入るくらいの隙間がある→正常
・手のひらを平らに伸ばしても壁と腰の隙間には入らない→猫背
・壁と腰の間には握りこぶしが入るくらいの隙間ができる→反り腰
セルフチェックで猫背となった場合は、猫背を改善することが胸の悩みの解消につながる可能性があります。
*「反り腰」とは気づかないうちに腰が反ってしまう状態です。
特に女性、年配の男性に多く見られ、ひどい腰痛、さらに肥満にも繋がる一つの要因になると言われています。
運動不足や女性のハイヒールなどが反り腰の原因とされますが、体の前側の筋肉と後ろ側の筋肉のバランスが悪いことから骨盤が前に倒れてしまいます。
そして、腰も大きく湾曲しています。
気になる症状がある場合は専門機関で早目にご相談されることをおすすめいたします。
猫背矯正に重要な「腸腰筋」を鍛える
デスクワークの合間やスマホを使っていてふと自分が猫背になっていると気づいた時など、背中をのばすストレッチなども有効ですが、長時間同じ姿勢がキープできない方は、腸腰筋を鍛えることで、無理なく姿勢をキープすることが可能です。
腸腰筋は深層部分の筋肉、インナーマッスルと呼ばれる部分なので、バランスボールなどを使って体幹を鍛えることで正しい姿勢をキープするのに必要な筋肉を付けていきましょう。
徐々に正しい姿勢を取るのが楽になっていきますよ。
わかば接骨院でも、猫背が原因の痛みや不調に関する相談を受け付けております。