わかば接骨院院長の須崎です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は『薄毛にも効果的な肩コリの改善』について書いていきたいと思います(^O^)
秋の抜け毛について
スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、グルメの秋、皆さんはどのような「秋」をお過ごしでしょうか?
豊かな時間をお楽しみの皆さんの中でも秋特有の「抜け毛」に悩んでいる方は少なくありません。
一般的に夏の終わりから秋にかけて髪が抜けやすくなると言われています。 自分では気が付かないうちに抜ける髪、ブラッシングやシャンプー、ブローなど力が加わって抜ける髪など、通常でも1日に100本ほど抜け落ちるとされています。
その抜け毛が秋には1日に200本から300本程度に増えるので、どうしても気になってしまうということがあるでしょう。
実はこの程度の抜け毛であれば「毛周期」と呼ばれる髪の毛の生え変わりのサイクルや、1年のうちで髪の毛が1番よく伸びる夏の反動の範囲で心配はありませんが、夏バテやそれに続く秋バテによる栄養不足、夏に浴びた紫外線によるダメージ、ストレスなどでさらに抜け毛が増えてしまうケースもあります。
その場合は体を十分に休めること、加えて髪のために十分な栄養を摂ることが必要です。
たんぱく質によって作られる髪のためには、たんぱく質を合成するアミノ酸を欠かすことができません。
20種のアミノ酸の中でも体内で作ることができない9種類の「必須アミノ酸」は食事やサプリメントで吸収するしかありません。
この季節に旬を迎える鮭をはじめ、鶏肉、牛肉、豚肉、牛乳などにはアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸を含んだ偏りのない食事をとることが秋の髪のためには大切なのです。
肩こりが薄毛の原因に!あなたの「薄毛危険度」をチェック
実はこうした抜け毛や薄毛の原因の1つに「肩こり」があることをご存知でしょうか?
簡単にできる肩こりが原因の「薄毛危険度」をチェックしてみましょう。
□慢性的に肩こりがひどくてつらい
□気が付くと肩をたたいたり、さすったりしている
□顔を上に向けることが辛い
□頭痛に悩まされている
□腕を持ち上げると肩に痛みが走る □デスクワークで1日中パソコン画面を見ている □スマートフォンが手放せない
□運動不足を感じている
3項目以上にチェックした方は肩こりによる「薄毛」「抜け毛」に要注意です。
肩こりが「薄毛」を招く理由
「肩こり」とは肩の筋肉が硬くなってしまった状態です。
1日中パソコン画面に向かうデスクワークなど、長時間体を動かすことがなく同じ姿勢を続けていると、特定の筋肉に負担がかかって筋肉が硬くなり、周囲の血管を圧迫することで血行が悪くなります。
血流が悪くなると疲労物質や痛みを作りだす発痛物質が滞り、疲れや痛みを感じる状態「肩こり」が発生するのです。
同時に血液は体の隅々にまで酸素や栄養分を運ぶ役目をしています。
ひどい肩こりで血行が悪い状態をそのままにしておくと、髪の毛の発育に必要な栄養分や酸素が毛根近くの毛細血管にも行き届かなくなるのです。
そのために髪の毛はやせ細って抜け落ち、徐々に薄毛が進行していきます。
シャンプーを泡立てるように両手の指を立てた状態で頭に当てて、頭皮を前後左右に動かしたとき、頭皮に硬さを感じませんか?
ひどい肩こりで肩が痛いほどガチガチに硬くなっているような場合は、頭皮を触ってみると同じように硬くなって動きが悪い状態つまり血行が悪くなっているケースがほとんどです。
抜け毛や薄毛が気になる人は、シャンプーを変えてみたり、ヘアートニックを使ったりといった髪や頭皮だけに注目した対策をとりがちですが、髪や頭皮に栄養をもたらすためにとても大切な「血流」を意識する必要があるのです。
そのためにも、頭部に近い肩や首のコリをそのままに放置しておくことは絶対に避けなければいけません。
髪にも効果的な「肩こり」の改善
①体を温める
朝晩の冷え込みが強くなるこの時期は「体の冷え」に注意が必要になる季節でもあります。 「血行不良」を招く「体の冷え」を予防するために、日差しの温かい時間の外出にも温度調節ができる上着を持って出かけましょう。
「3つの首」と呼ばれる「首、手首、足首」を冷やさないようにすると、体全体の冷えを予防できると言われています。
夏の間、入浴はシャワーで済ませていたという人も、湯船につかると温浴効果で体が温まり血行促進に高い効果が得られます。
②姿勢に気を付ける
背中を丸めるようにして長時間スマートフォンの操作を続ける、イスに腰かけるとすぐに足を組んでしまう、重い荷物をいつも片方の肩にかけている。
自分では全く意識せずにとっている体の癖が、あなたの体を歪ませてしまうことがあります。
長時間前屈みの姿勢でスマホ画面を見続けたり、猫背姿勢を続けたりしていると体の歪みが筋肉の大きな負担となって全身の血流が悪くなり、肩こりをはじめとした様々な不調をもたらすのです。
デスクワークやスマホの操作など、同じ姿勢が長時間に及ぶ場合には必ず休憩をはさみ、自分の姿勢を気にしてみることも肩こりの改善に役立ちます。