日常のお悩みとして「頭痛」をあげられる方は、少なくないのではありませんか?
慢性的な頭痛を抱えていて、日中ひとたび頭痛が起きると、痛みでスムーズに仕事や家事、育児が出来なくなってしまったり、辛くて思うように動けない場面もありますよね。
特に今現在続いているコロナ禍の影響で、テレワークなどが増え、姿勢の悪化から「後頭神経痛」が増えてきています。
今回は、そんな頭痛のひとつ、「後頭神経痛」について、いったいどんな症状なのか?改善方法についても、ご紹介したいと思います。
是非、ご覧くださいませ。
後頭神経痛ってどんな頭痛なのか?!
片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛は聞いたことがあっても、「後頭神経痛」というのは、今初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?
頭を支える首の筋肉が圧迫されると、頭皮の末梢神経の“大後頭神経”“小後頭神経”“大耳介神経”が何らかの刺激やダメージを受けて神経痛が起こります。
例えば、デスクワークなどが中心の仕事をしている方が、長時間同じ姿勢で作業していたり、猫背やストレートネックなどの悪い姿勢をとってしまっていると、首コリや肩コリなど、筋肉が凝ってしまい硬くなり血行不良を起こして、後頭神経痛に繋がります。
特にデスクの環境を整えにくいテレワークは、パソコンに向かうにしても、職場と違ってデスクやチェア、PCの画面の高さが合わず、姿勢が悪くなりがちで、神経痛を誘発しやすくなってしまうのです。
症状はいくつか考えられます。
・首のどちらかの片側から後頭部や頭頂部にかけてズキズキしたり、キリキリと感じるような激痛が起こる。
・一瞬ビリビリッと痛みが走る様な症状を繰り返すが、痛みが無い時はスッキリしている。
・一度、痛みを感じると数日や数週間続く場合がある。
・首を回したり、急に首を前後へ動かすと痛みが起こる。
・雨の日の前日に痛みが出るが、雨が降れば自然と治まる。
・頭皮に触れたり、ブラシで髪をとかすだけで痛いと感じたり、痛みが強いと後頭部が枕に触れるだけでも辛いので、眠れない。
この様な症状があれば、後頭神経痛が疑われます。
後頭神経痛を改善するには?
強い痛みの頭痛ではありますが、一週間ほどで自然に消える場合が多いでしょう。
まずは痛みの出ている部分を冷湿布などで短時間の間冷やすと楽になります。
また、痛みを感じる部分を、指で強めに押して離すという行為を5秒ずつ繰り返すと、神経の興奮が抑制されて痛みが和らぐので試してみてください。
注意点は、長時間冷やしてしまうと筋肉が硬くなってコリに繋がるので気を付けましょう。
我慢し過ぎないように、痛みがあれば医療機関を受診しましょう!
まとめ
何よりも予防策としては、普段の姿勢を見直して、正しい姿勢を保つようにすることが大事です。
パソコンだけでなく、日常的に利用しているスマホを使う際にも、首や肩や姿勢がねじれていないかなど、画面の目の高さを合わせて、正しい姿勢を意識して使うようにできると良いですね!
頭痛をしっかりと予防して、健康で快適に過ごしましょう♪