神経痛とは
神経痛と言うのは末梢神経が刺激された事によって起こる、痛み全般を指します。
神経痛はどちらかと言えば中年~高齢者に起きることが多いですが、幼い子供や若者にも起きる可能性は十分にあります。
また足先から腰や背中、手や頭まで体のいたるところで発症する可能性があります。
痛みは長時間続くことは稀ですが、突然あらわれて何度も繰り返す事が特徴です。
首・肩に起こる神経痛
人間の首は頭蓋骨や脳味噌を含む重い頭をのせているため、常に大きな負担がかかっています。
症状としては後頭部から背中にかけて首に痛みがあり、上を向くなど首を曲げたりひねったりしたときに痛みが発生します。
悪化すると首を動かす事ができなくなり、日常生活に支障をきたすようになります。
首・肩の痛みの原因
首や肩に起きる神経痛の大きな原因として考えられるのは老化です。
加齢によって起きる首の神経痛は年齢を重ねることで椎間板や骨の形状が変わってしまったり、椎間板の弾力が無くなってしまう事で痛みが発生します。
また最近はスマートフォンやパソコンの普及によって首に負担をかける姿勢を長時間とり続けているせいで痛みを訴える人が増えています。
さらに交通事故の後遺症で首の痛みを感じる人もいます。
首・肩の神経痛になったら
首・肩の神経痛は基本的に自然に治癒する症状です。
痛みが続いているうちは無理に首を動かさず、安静にして痛みが引くのを待ちます。
激しい痛みが生じている時は患部が炎症を起こしている急性期なので冷やし、痛みが落ち着く慢性期には温める方が良いです。
神経痛は数日で痛みが引く事もあれば、長期間にわたって症状が続く事もあります。
適切なストレッチやマッサージを行う事で症状が緩和される事もありますが、強すぎると逆に痛みがひどくなる場合があるので注意が必要です。
痛みが長く続くときはやはり専門の医師に相談する事をオススメします。