筋肉の必要性
筋肉は人間が生きていくうえで欠かせないものです。
筋肉は身体を動かすときに必要なものと思われがちですが、普通に立っているだけでも筋肉を使っています。
寝ているときにも筋肉は使われていますし、呼吸をするのにも筋肉が必要なのです。
加齢と筋肉の関係
筋肉を鍛えるために運動をしたり、急に体を動かしたりすると「筋肉痛」が発生します。
「年齢を重ねると筋肉痛が発症するまでに時間がかかる」という話があります。
これは実際に科学的な証明がされているわけではありませんが、筋肉痛が持つ特徴が関係しています。
筋肉痛は大きく分けて「現発性筋肉痛」と「遅発性筋肉痛」のふたつがあります。
現発性筋肉痛は筋肉を使っているときに痛みを感じる筋肉痛で、遅発性筋肉痛は筋肉を使ってから数時間~数日経過して痛みが出ます。
一般的に筋肉痛と呼ばれているのはこの遅発性筋肉痛の方です。
筋肉痛は、強い負荷がかかればかかるほど発症するのが遅くなる傾向があります。
そのため、若い時には大した負荷だと思わなかったことが、加齢によって体が衰えてくると小さな負荷も大きな負担になるようになります。
他にもさまざまな理由がありますが、このような筋肉痛の特徴によって年齢を重ねると筋肉痛が発症するのが遅れるのです。
筋肉痛が遅れるのを防ぐためには、日頃から筋肉を鍛えて、体を衰えさせないように努力しなkればいけません。
筋肉の疲労を溜めない
普通に生活しているだけで、人間は筋肉を使っているので、筋肉には疲労が溜まっていきます。
もちろんスポーツ選手や肉体労働に従事している人は、普通の人よりも筋肉を酷使しているため、より筋肉疲労を蓄積しやすいです。
筋肉疲労が溜まると、筋肉が固くなりその部分の血行が悪くなって、痛みや違和感を感じるようになります。
この状態を放置すると、関節痛などが起こりやすくなり、疲れやすい体になってしまう恐れがあります。
筋肉疲労を解消する
筋肉疲労を蓄積しないためには、その都度解消することが大切です。
「今日は疲れたな」と感じたら、その部分をじっくりと温めてみましょう。
固くなった筋肉をほぐし、血行を良くするためには温めるのが効果的です
血流を促すことで疲労物質である乳酸を一緒に流して、栄養を届けることができるのです。
入浴も体を温めるのにおススメです。
ゆっくりと湯船につかって、全身の血行を良くすればその日の疲れを解消することができます。
「湯船に入るのがめんどくさい」という理由だけで、シャワーで済ませてしまう人も多いですが、筋肉疲労を解消するためには湯船に入りましょう。