骨盤が歪む原因とは?年齢に関係なく骨盤は日々変化している

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著者:院長 須崎章博

わかば接骨院院長の須崎です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は『骨盤が歪む原因』について書いていきたいと思います(^O^)

上半身と下半身の重心を司る骨盤は、生きものとしての生殖機能を守る働きをしています。

耐震性の高いビルのように、骨盤は骨の集合体が揺れて負荷を分散できる構造をしており、その骨と骨とを繋いでいるのが靭帯(じんたい)です。

男女問わず骨盤の歪みは日々起こっては解消されるのを繰り返していますが、女性は特に出産のための産道が確保できるように男性よりも靭帯が柔らかくできているため注意が必要です。

 

骨盤の歪みには種類がある

・開く歪み

蝶々のように左右にある腸骨が必要以上に開いてしまう歪みです。

腸骨は腰の真下にあり自分でも触ることができる場所で、骨盤の中では一番大きな骨となっています。

この骨が開くことで、内臓の下垂だけではなくその内蔵に圧迫された子宮や膀胱が圧迫されて月経困難になったりPMSの原因となったりすることが知られています。

 

・左右の高さが変わる歪み

同じく腸骨における歪みで、左右の高さに差が出ることで足の長さに差が生じてしまう歪みのことを指します。

腸骨の高さに左右差があると、肋骨の開き具合にも悪影響を及ぼして肺の可動域を狭くしてしまったり、鎖骨の高さの違いから頚椎ヘルニアを引き起こしたりすることもあります。

 

・恥骨の歪み

出産または加齢によって頻発するのが恥骨結合の乖離です。

出産の際に赤ちゃんの通り道を確保するため、女性の体は妊娠期に恥骨を繋ぐ靭帯が緩むようにできているのですが、この靭帯が元に戻らずに伸びたままになってしまうのが恥骨結合の乖離であり歪みの一種になります。

産後自然に戻れば問題ありませんが、産後1年経過しても尿漏れの気配がある、または恥骨結合部分に違和感がある場合は、骨盤の状態を見直して不安を取り除くことをおすすめします。

 

骨盤の歪みを整えて生活の満足度を上げましょう

 

ウォーキング、ランニング、ヨガ、ピラティス…様々な方法で有酸素運動を取り入れて健康とスタイルを維持しようとしているナチュラル志向の皆さんに、是非メンテナンスを続けていただきたい場所が骨盤です。

 

骨盤は、足を組んだり座椅子で長時間座ったりしても歪みますし、妊娠の経験を問わず歩き方や寝る姿勢でも歪みが定着してしまうものです。

骨の集合体が靭帯で固定されているため、柔軟性があり振動や衝撃にも強い反面、靭帯が修正しきれない歪みはそのまま定着してしまう特徴もあります。

 

こまめに調整を続けながら、靭帯の柔軟性を損なわないように適度なストレッチや運動を続けられるのが理想でありますが、時間が無い・方法がわからないという方はお気軽に専門家の意見を参考にしてみてくださいね。

 

 

わかば接骨院では腰痛の治療を行っています。
腰痛詳細についてはこちらをご覧ください。
https://wakaba-bone.com/symptomscat/post-2871/

 

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