「朝、起床したときから頭が痛い」とお困りではありませんか。
今回は、寝起き時に感じる頭痛の原因と対策についてご紹介します。
寝起き時の頭痛でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
寝起き時に感じる頭痛の原因①「緊張型頭痛」
緊張型頭痛とは、首や肩の筋肉が凝り固まることで起こる頭痛です。
後頭部から痛みを感じることが一般的ですが、両側の側頭部を締め付けられるような痛みを感じることもあります。
緊張型頭痛を引き起こす日々の習慣として、長時間のデスクワークや睡眠時の姿勢、精神的ストレスに加え、寝具が体に合っていないなどが挙げられます。
寝起き時に感じる頭痛の原因②「片頭痛」
目の奥からこめかみにかけて、ズキンズキンと痛むもので、女性がなりやすい種類の頭痛です。
起きたときに、脳の血流が一気に増加することにより起こるとされています。
片頭痛が起こりやすい習慣や条件として、ストレス、脱水状態、不規則な生活リズム、飲酒、女性ホルモンの乱れ、気象や気圧の変化が関係しています。
発作的に起こる頭痛であり、薬を服用して収まるのを待つ対処法がありますが、一方で、生活習慣を見直すことにより上記の緊張型頭痛とともに対策・予防が可能な場合もありますので、その方法を次にご紹介します。
寝起き時に感じる頭痛を改善させる生活習慣
寝起き時に感じる頭痛は、生活習慣を意識するだけで改善されるかもしれません。
以下で紹介をしていきます。
①6~8時間程度の睡眠を心がける
それより睡眠が足りないと血行不良を起こし、緊張型頭痛の原因となります。
また、それより睡眠時間が長すぎると、起床時の脳の血流増加が激しくなるため、片頭痛を起こしやすくなります。
②睡眠の前後に水分を取る
水分が不足していると、朝起きた時には脱水状態になっています。
すると脳の血流を維持しようとして血管が拡張し、頭痛が起こりやすくなります。
そのため、睡眠中に人間の体内から排出されると言われているコップ一杯分の水をそれぞれ寝る前と起きた後に飲むことが重要です。
③睡眠時の姿勢を正す
姿勢が悪いと、緊張型頭痛を起こしやすくなります。
頭に枕を敷いて仰向けに寝たときに、首が前後に反ることがなく、息苦しさを感じない程度の枕を使用すると良いです。
④ストレスをためないことが挙げられます。
体を緊張から解放し、リラックスさせることが大切です。
そのためには、軽い運動や趣味に没頭する時間を作りましょう。
他にできるセルフケアとしては、湯船に浸かることでも体はリラックスできます。
まとめ
今回は、寝起き時に感じる頭痛の原因と対策についてお伝えしました。
日々、忙しい中でもちょっとした心がけで、寝起き時の頭痛から解放される場合があります。
快適な生活の実現ため、今回ご紹介した方法で少しでもご自身の体をいたわることを考えてみてはいかがでしょうか。