腰の構造と腰痛の原因について
私たち人間は常に「脊椎」によって姿勢を維持していますが、その基軸となっているのが「腰」の部分です。脊椎は人間の身体の中心であり、この脊椎から多くの骨格が広がって体を構成しています。脊椎は24個の椎骨が結合して出来ていますが、椎骨と椎骨の間には衝撃を吸収するための「椎間板」と呼ばれるクッションに似た役割を持つ組織があります。この構造は頚椎から尾骨まで続いており、腰の部分は五個の椎骨で構成されています。この五個の椎骨で構成されている部分を「腰椎」と呼びますが、一般的な腰痛はこの腰椎に何らかのトラブルや炎症が起きる事で引き起こされます。
急性の腰痛として知られるぎっくり腰
ぎっくり腰という言葉を一度は耳にした事がある人は多いかと思いますが、ぎっくり腰は一般的に「急性腰痛」や「椎間捻挫」とも呼ばれています。ぎっくり腰とは何らかの動作をしているときに、いきなり「グキッ」という衝撃と共に強烈な痛みを感じる症状の事を言いますが、その原因については諸説あるので一概には言えないのが現状です。一般的なぎっくり腰とは、急な動作や負荷のせいで腰椎が瞬間的にズレてしまい、腰の筋肉がその負荷に耐えられず「炎症」を引き起こしてしまう腰痛のことを指します。
腰痛やぎっくり腰の治療法
腰痛やぎっくり腰の治療法については一般的に「保存療法」が基本となります。また、場合によっては湿布を張ったりストレッチを行う等の治療法も施されます。ただし、ぎっくり腰のような瞬間的に起こる急性の腰痛はコルセットや腰痛ベルトを着用して、「なるべく安静にすること」が最大の治療法だと言えます。
わかば接骨院でも腰痛治療は可能です。