テニス肘になったら、どうすればいい?
テニス肘は、実は一度発症してしまうと、治療するのが大変だと言われています。
それは肘はちょっとした動作でも動いてしまうので、治りが遅くなってしまうのと、しっかり治さないと再発してしまう恐れがあるからです。
だからこそ、正しい対処方法を知っておくことが重要となります。
ここでは、そんなテニス肘が起きてしまった場合の対処方法を紹介します。
治療方法①固定
テニス肘は炎症が起きてしまっている状態ですので、まずはそれを抑えることが一番大切です。
痛めた腕を使わないようにして、サポーターを肘にかからないように着けます。
まれに付けると違和感を感じる方もいますが、痛みが酷くならないのであれば、慣れるまで我慢しましょう。
明らかに付けたほうが痛いと思う場合は、すぐに外して安静にしておいてください。
治療方法②ストレッチ
炎症が少しづつ収まってくれば、次のステップに進めます。
一度痛めて固定をした筋肉はすぐに固まってしまい、治りを遅くしてしまいますので、ストレッチが必要となります。
手のひらを手前に引き寄せるようにしたら、甲から肘にかけて中の筋が張っているのが実感出来ると思います。
約30秒を3セット目標にしてすれば、治りを早めてくれます。
治療方法③物を持って刺激するストレッチ
筋肉も柔らかくなり、痛みも引いてきたら、最後は筋肉を刺激して、完全に治す方法を紹介します。
水の入れた500mlのペットボトルやダンベルなどの少し重たいものを使って腕の筋肉を刺激していくストレッチです。
ペットボトルを持って手の内側に手首を曲げ、それを10回を3セット心がけて行いましょう。
しかしこの方法を無理に行うと、さらに肘を痛めてしまう可能性があるので、慎重に行ってください。
一度痛みが発症してしまうと日常生活どころでは無くなってしまうこともあるので、なるべく再発しないように予防することを心がけてください。
肘に痛みを感じるようになれば、早めに医療機関に受診することをおススメします。
また、わかば接骨院でも、こういった肘の痛みの治療を行っております。