スポーツ中に痛みが出たら
適度なスポーツは、身体の新陳代謝を促し、骨や筋肉・肺を丈夫にするためにとても大切です。
継続した運動習慣がある人と全く運動をしない人では、健康寿命に大きな差があることもわかっています。
死ぬまで健康に過ごすために、是非取り入れていただきたいスポーツですが、やり過ぎは禁物です。
スポーツ中に、靭帯や関節に損傷が起きて痛みが出ることがあります。
多少の痛みであれば我慢して運動を続けてしまう人も多いですが、これは大変危険です。
痛みがあるということは、身体が「そこを動かしてはいけませんよ。」と言っているのです。
身体からのメッセージを無視して、スポーツを続けると、痛みが激しくなったり別の場所にも症状が出ることがあります。
無茶をしてスポーツを続けると、慢性的な症状が出るようになって体を動かすのが困難になってしまう恐れがあります。
スポーツ前・スポーツ後の注意点
スポーツ中の痛みを防ぐために、スポーツ前とスポーツ後に心掛けたい注意点があります。
★スポーツ前は準備運動
準備運動は、身体をスポーツモードにするために欠かせません。
準備体操には、
・関節の動きをスムーズにする
・筋肉をほぐす
・体を温める
といった効果があります。
準備体操が十分でないと、スポーツ中のケガが発生しやすくなります。
硬い木の枝に急に力をかけたら、ポキッと折れてしまいますよね?
同様に、準備運動が行われていない筋肉は、スポーツと言う急激な刺激によって簡単に傷ついてしまう可能性があるのです。
★スポーツ後は十分な休憩とクールダウン
スポーツが終わったら、十分な休憩を取ることを忘れてはいけません。
準備体操とは逆に、運動で熱くなった体を鎮静化させるのが休憩とクールダウンです。
身体を運動前の状態に戻して、疲れを後々に引きずらないようにするのです。
運動後は、それほど激しい運動をしたわけではなくても体の節々に疲労がたまっています。
筋肉に疲労を蓄積したままにすると、スポーツ障害を引き起こす原因となるので、休憩とクールダウンで疲労を取り除くことがスポーツ障害の予防につながるのです。
クールダウンの方法としては、酷使した部分の筋肉を集中的に冷やすことです。
長時間冷却すると凍傷などの恐れがあるので注意してください。
スポーツ障害の治療は接骨院で
スポーツ障害の治療は接骨院でも行うことが出来ます。
接骨院での治療は、患者さんの症状・触診などから適切な治療方法を選択し、先生と相談しながら治療を進めていきます。
特に、捻挫や打撲などは接骨院が治療を得意とするケガなので、ぜひ一度相談してみてください。
わかば接骨院でも、スポーツによる痛みや違和感の相談を受け付けております。