この写真は、皮膚をつねっているわけではありません。
後々何かがわかります。
肉離れをしてしまいました!
バスケットで!ふくらはぎの肉離れぇぇーー!!
傷めてしまったのは約2週間前です。
最初の腫れは凄まじく、体重を少しもかけることができませんでした。
当院来院後に、セルフケアとしてアイシングを指導し、携帯用電気治療機ATミニを貸し出ししました。
しっかりやってくれたのでしょう。
一週間で松葉杖を一本にすることができ、その後もう一本の松葉杖もすぐに使わずに歩けるようになりました。
但し、治療をしていく上では一つ問題があります。
ひどい肉離れや捻挫などのケガをすると、組織の修復過程で皮膚と筋肉や靭帯組織が滑走不全を起こしてしまいます。
本来筋肉は、皮下を単独で動かなければなりませんが、組織の修復過程では、筋肉が皮膚と癒着を起こしてしまいます。癒着を起こしたままだと、皮下の軟部組織は皮膚との間で正常に活動することができず、機能障害となってしまいます。これがいわゆる滑走不全です。
早期に滑走不全を取り除くことが捻挫や肉離れの治療に於いて最も重要です。
今さらですが、上の写真は滑走不全を減らす手技です。
皮膚をかるーく持ち上げて動かすだけなので、結構カンタンにできます。もちろん自分でもできます!
興味のある方はいつでもお声かけてください(^○^)