寝違えをあまく見ないほうがいい?
変な姿勢で寝てしまうと、翌日の朝「首が痛い…」と誰でもが1度は寝違えを経験したことがあるかと思います。多くの方が寝違えはそのままにしておくか、湿布を貼るなどしているだけかと思いますが、実は寝違えは医師に診てもらわないと手遅れになってしまう可能性もあります。
ここでは寝違えの危険性について紹介します。
首の痛みのほかに、しびれがある場合
首を寝違えたハズなのに、手足にしびれを感じる場合は神経系に問題がある可能性があります。頚椎には身体全体に繋がる神経が通っており、ここを損傷してしまうことで様々な身体の身体機能の異常をもたらしてしまいます。
手足のしびれ以外にも身体に違和感を感じたら速やかに医療機関へ行くように心がけましょう。
ムチウチの場合
よく寝違えとムチウチを一緒だと勘違いしてしまう方もいますが、実は大きく違います。寝違えは首の同じ場所に負担をかけ続けることで起きる炎症ですが、ムチウチは首の稼働範囲外の動きをしてしまったときに起きてしまう「障害」です。
ムチウチと寝違えを混濁し、そのまま放置しておくと脳への障害を引き起こしてしまう可能性もあります。
寝違えて吐き気やめまいなどある場合は、なるべく早めに医療機関へ行って検査をしてもらうようにしてください。
寝違えは朝起きてからしか気づけないため、「仕事があるから後にしよう」と放置されがちです。寝違えだと思ったら重大な障害だった場合もあるので、慎重に判断することをお勧めします。また、早期の処置ができないと、重症化、慢性化してしまう恐れがあります。
当院でも寝違いやむち打ちなどの首の痛みの治療が可能です。
早く痛みを緩和することが肝心です。
手遅れにならない様に気をつけましょう。