専業主婦は腰痛が起きやすい?
専業主婦で腰痛に悩む人が多い傾向にあります。
実は主婦の仕事は腰に負担がかかる作業が多いのです。
ひとつひとつはそれほど大きな影響は出ないのですが、毎日のことなので積み重ねていくうちに腰痛の症状が出てしまいます。
主婦の腰痛の原因① 料理
料理中は食材を切ったり、洗い物をしている時に前傾姿勢になりがちです。
この少し前に傾いた姿勢は腰痛の大きな原因になります。
体にとって自然な姿勢ではないので、腰に負担がかかり筋肉にも疲労が溜まってしまうのです。
ときどきストレッチをして同じ姿勢をとり続けないようにする事が腰痛予防に効果的です。
また調理台の高さが高すぎたり低すぎたりすると、余計に無理な姿勢をとる事になるので腰への負担も増大します。
足場の高さを変えるなどの工夫をして腰への負担を減らしましょう。
主婦の腰痛の原因② 掃除
掃除機をかける作業は中腰を維持しながら行うので、腰を痛める原因になります。
掃除機を使う際はできるだけ延長管を使って中腰にならないようにしましょう。
さらに庭の草むしりやお風呂掃除は長時間しゃがんで作業をすることになるので、腰だけでなく背中まで痛みを訴える人もいます。
しゃがむのではなく、片膝をついて作業をすると無理な姿勢になるのを避けることができます。
5分~10分おきに休憩をはさんで無理をしないように作業を進めることで、腰痛対策に繋がります。
家事は毎日の繰り返しなので、疲労が蓄積していくうちに慢性的な腰痛持ちになってしまう人も多いです。
悪化する前に専門の医療機関での受診をオススメします。