人間は全身がこる
「肩コリがつらくて…」「首コリに悩んでいます。」などという人はたくさんいますよね。
コリというのは、本来柔軟性があるはずの筋肉が柔軟性を失い、硬くなって動きが悪くなっている状態です。
コリが発生する理由は、長時間同じ姿勢をしていたり筋肉に負担をかけ続けていると、疲労のもととなる乳酸をはじめとする老廃物が蓄積されて、血行が悪くなるためです。
そして、コリがひどくなると筋肉の周りの血管を圧迫するようになり、ますます血行が悪くなっていきます。
コリをそのまま放置していると、だんだん痛みが出るようになります。
凝った部分をかばうようになって他の筋肉に負担をかけるようになり、コリが広範囲に広がっていく恐れもあります。
このような悪循環を生みださないためにも、コリを感じたらすぐに対処してコリを残さないことが重要なのです。
肩・首のコリはおブスのもと?
女性は体の構造上男性よりも筋肉の量が少ないので、肩こりになる確率が高いです。
実は肩こりは、たるみやしわなどを引き起こす可能性があるのです
「え?肩こりと顔と何の関係があるの?」と思われるかもしれませんが、肩や首と顔は一枚の皮膚でつながっています。
肩と首のコリが広がっていくと、顔にも影響が出てきてしまうのです。
肩がこっているということは、血行が悪く老廃物が溜まっているということです。
顔の血行が悪くなり、老廃物が蓄積され始めるとまず顔色が悪くなります。
血行が良く、健康的な顔は頬に程よく赤みがあり、明るい肌色をしています。
これに対し、顔がくすんで黒ずんでいたり青みがかっていると、見るからに不健康そうに見えて実年齢よりも5歳以上老けて見えることもあるのです。
また、代謝が悪いため水分も排出されにくくむくみやすくなります。
顔がむくむとフェイスラインがのっぺりとぼやけてしまい、瞼も腫れぼったくなり、疲労感を感じる表情になってしまう恐れがあります。
さらに、老廃物が排出されにくいため吹き出物やシミもできやすく、肌荒れの危険性も大幅にアップします。
必要な栄養素が行きわたらなくなり、肌のターンオーバーも正常に行われないため、乾燥やしわなども気になるようになってきます。
このように肩こりを放置すると、女性の大切な顔に多大な悪影響を及ぼすのです。
コリを放置しないで
肩こりや首コリはそのままにしておくと、やがて慢性的な痛みに変わり、なかなか治りません。
コリが初期症状のうちに、適切な治療をして症状を長引かせないことが「肩こりおブス」になるのを防ぐ重要なポイントです。
肩こりの症状に悩まされている方は、早めに専門機関を受診しましょう。
わかば接骨院でも、首・肩のコリに関する治療・相談を行っております。