わかば接骨院院長の須崎です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は『肩こりのタイプと原因』について書いていきたいと思います(^O^)
肩こりのタイプ
一言に「肩こり」と言っても、肩こりには様々なタイプがあります。
①運動不足によって引き起こされる「運動不足が原因」のタイプ
②筋肉の疲労によって引き起こされる「筋肉疲労が原因」のタイプ
③体液循環の問題によって引き起こされる「体液循環が原因」のタイプ
④目の疲れによって引き起こされる「眼精疲労タイプが原因」のタイプ
⑤内蔵のトラブルによって引き起こされる「ストレスが原因」のタイプ
大まかに分けると上の5つになります。
肩こりのタイプの特徴と、その原因について見ていきましょう。
運動不足タイプの原因
体育の授業や部活動があった学生の頃に比べれば、大人になってからの運動量はかなり少ないと言えるでしょう。
一般的な仕事では運動する機会がないので、意識的に運動していないと運動不足に陥ってしまいます。
運動不足がよくないと言われるのは、運動することによって筋肉の伸び縮みが起こり、それによって血液やリンパを全身に循環させる「脈管系」が活性化するからです。
運動不足により体液の循環が悪くなると、全身を巡った体液が心臓に帰っていく位置にある肩~首がこってしまうのです。
身体が固い人や運動不足な人はこのタイプかもしれません。
通勤をバスから自転車に変えてみたり、一駅前で降りてウォーキングする、エスカレーターではなく階段を使うなど、少しずつ日常生活に運動を取り入れてみましょう。
筋肉疲労タイプの原因
筋肉は長時間同じ姿勢を取っていると固くなり、疲れてしまいます。
仕事中の長時間のデスクワークや長時間のスマホ、読書などでも同じ姿勢を取っていることが多いですよね。
そういった方の中で、仕事終わりに身体が固まっていると感じた経験がある、という方も少なくないはずです。
デスクワークのように起きている時に同じ姿勢を取り続けていなくても、寝返りが少ない人は眠っている最中に筋肉を疲労させてしまっている可能性もあります。
裁縫やパズルなどの細かい作業や、ゲームのような集中して行うものも肩がこりやすい原因の一つです。
定期的に休憩してストレッチを挟むなど、固まった筋肉を解しながら作業を行うようにしましょう。
寝返りが少ない方は、寝具を見直してみるのも大切です。
自分の身体にあった寝具を探してみましょう。
体液循環タイプ
運動不足で体液の循環が悪くなると述べましたが、生活サイクルが悪くても体液の循環は悪くなります。
昼夜が逆転している、暴飲暴食をしている、食生活が乱れているなどが挙げられます。
健康診断で血圧が高い人や、むくみがある人はこのタイプかもしれません。
血圧は血液の流れが悪くなることで引き起こされ、むくみはリンパの流れが悪くなることで引き起こされます。
このように体液の循環が悪くなることにより、首~肩にも痛みやこりが現れてきたり、冷え性の原因にもなってしまいます。
心当たりのある方は生活を見直してみましょう。
血流の改善には、血液をサラサラにし、血栓ができるのを防いでくれる海藻類がおすすめです。
眼精疲労タイプ
スマートフォンの普及により、目を酷使することが増えてきました。
日常生活で「目が疲れる」と感じる方も多いのではないでしょうか?
他にもデスクワークやゲームなど、長時間モニターを見続けることも目の疲れに繋がります。
目の筋肉の疲労(眼精疲労)は、肩こりの原因の一つです。
眼精疲労は肩こりだけでなく、頭痛やめまい、ドライアイなど様々な症状を引き起こしてしまいます。
長時間画面を見ることが多い人はこのタイプかもしれません。
ブルーライトカットの眼鏡の使用や、画面に近づきすぎないようにする、定期的に目を休めるなど意識して行ってみましょう。
ストレスタイプ
ストレスには疲れから来る肉体的ストレスと精神面での精神的ストレスがあります。
一般的にストレスと呼ばれるのは精神的ストレスで、肩こりの原因の一つとして挙げられます。
度重なるストレスによって、体調不良になってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストレスは「たかがストレス」と甘く見ることができないものでもあります。
ストレスが身体に引き起こす症状は様々で、その一つとして、ストレスが原因で内臓に問題を起こしてしまい、それによって関連痛として肩のこりや痛みが引き起こされることがあります。
関連痛とは、内臓が原因となる痛みのことです。
精神的ストレスは表面化しづらく、ストレスの原因も人によって違います。
学校や仕事でストレスを抱えている人もいれば、家庭での問題でストレスを抱えている人もいます。
あなたのストレスは何なのかを理解し、そのストレスの原因を解消することが大事になってくるタイプです。
肩こりの改善には、自分の肩こりの原因を知ることが第一歩になります。
自分の肩こりがどうして引き起こされているのかを知ることにより、改善することに注目できるようになります。
自分の肩こりがどのタイプなのか分からない、という方はお気軽に当院までお尋ね下さい。