突然、腰に激痛が!ぎっくり腰になってしまった場合、慌ててしまいますよね!?
ある日突然発症して腰に激しい痛みを起こすぎっくり腰。ぎっくり腰とは急に起こる腰の激しい痛みの総称で、正式には「急性腰痛症」といいます。
前かがみで物を持ち上げた時など、腰に負荷がかかった時に発症しやすいのが特徴です。
ぎっくり腰の影響で生活に支障が出てしまった場合、酷い時には身動きがとれなくなくなってしまう程…辛いですよね。
この記事では、ぎっくり腰になってしまったときの対処法について簡単に解説したいと思います。
ぎっくり腰に効果のある対処法
・膝や股関節を曲げて、腰に負担がかからないような丸まった姿勢をとる
動けない程の痛みであれば、痛みが落ち着くまで安静をとる必要があります。
腰が痛む場合は、無理に動かそうとしないでください。
楽だと感じる姿勢を見つけて深呼吸をし、気持ちを落ち着かせてみましょう。
リラックスすると筋肉が緩むため、痛みが和らぎやすいです。
・患部を冷やして炎症を抑える
炎症が起こっていると考えられるため、無理に動こうとせず、患部を氷のうや氷枕などで冷やしましょう。
消炎作用のある冷湿布もよいでしょう。
また、市販の鎮痛剤も有効です。
ロキソプロフェンやインドメタシン、フェルビナクが配合された湿布薬が良いでしょう。
なお、使用するに当たっては、注意事項をきちんと確認してください。
・専門機関で治療を受ける
ぎっくり腰になったら、まず、近くの鍼灸接骨院や整形外科といった施術施設に行きましょう。
痛みがおさまるまでは安静を保ち寝ている方がいいとされていますが、動ける様であれば専門機関を頼ることが大切です。
悪化を防ぐためにも早めの受診で痛みの原因を診てもらいましょう。
ぎっくり腰になった時の注意点
ぎっくり腰になってしまった時に、患部を温める行為はNGです。
痛みのもととなる炎症物質は、冷やすと収まりますが、温めると逆に広がってしまいます。
ぎっくり腰の痛みのピークが過ぎるまでは、血行が良くなることは控えましょう。
ぎっくり腰の際にやってはいけないこと
・入浴
・飲酒
・マッサージ
急性期のぎっくり腰は、血行が促進されると悪化することがあります。
冷やす期間としては、ぎっくり腰発症から2日間(48時間)が目安とされています。発症から2〜3日はとにかく冷却して、安静に過ごしましょう。腰を休めて2〜3日経つ頃には、症状が落ち着いてくるでしょう。3日以降、痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動くようにしましょう。
つらい腰の痛みは一人で抱え込まず、専門機関に相談しましょうね。