長年肩こりに悩まされていらっしゃる方、多いのではないでしょうか。今回は、そんな肩こりについてご紹介していきます。
肩こりの原因①筋肉の緊張
首と肩周辺は、重い頭や腕を支えるために、いろいろな筋肉が集まっている場所です。普段から体を動かしていれば良いのですが、デスクワークなどの仕事では、どうしても首と肩周辺はあまり動かないので、筋肉がどんどん緊張します。
緊張が続いてしまうと、筋肉は疲れ「疲労物質」が蓄積されます。この疲労物質は体が疲れるだけでなく、血管を圧迫して血液の循環を悪くし、さらには末梢神経を傷つけ、痛みが感じるようになります。、
また、血行不良が起きてしまうと筋肉に十分な栄養や酸素が供給されず筋肉に疲労がたまり、ますます筋肉が固くなってしまいます。
肩こりの原因②加齢による衰え
人の背骨はまっすぐではなく、緩やかなS字カーブを描います。これには理由があり、私たちの頭や腕を支えるために曲がっています。
さらに背骨の間には、衝撃を和らげるクッションの役目がある椎間板がありますが、年齢を重ねるにつれてつぶれて硬くなり、首や肩のこりの原因に繋がることがあります。
肩こりの原因③その他
肩こりは様々な原因が組み合わさって起きることがあります。
・疲れ
・貧血
・低血圧
・高血圧
・かみ合わせ
・ストレス
・不安
・視力が合わない眼鏡をかけている
など、複数の理由が考えられます。
肩こりの予防①正しい姿勢をキープする
正しくない姿勢は首や肩の筋肉に大きな負担を与えています。
背骨のS字カーブを意識しながら正しい姿勢を保つように心掛けましょう。
長時間机に向かってパソコン作業などをしていると頭の重心を前に移動させたままの状態になるので、日ごろから背筋を伸ばし首や肩の筋肉をリラックスさせてあげるような姿勢を意識してください。また、同じ姿勢は肩こりの原因となりますので、長時間のパソコンの作業の時は、時々首や肩を回して筋肉をほぐすようにしましょう。
肩こりの予防②癖を見直す!
いつも左肩に鞄をかけていることや片足だけ足を組むなど習慣的に偏った筋肉を使っていないかどうか見直しましょう。
日常的な癖を見直すだけでも肩こりが減ってきますよ。
まとめ
肩こりが悪化してくると、頭痛や吐き気を伴いますので注意が必要です。たかが肩こりと侮ることなく気を付けましょう。
肩こりが長く続き悩まされていらっしゃる方は、医師に相談してみましょう。
肩こりが解消されるだけで気分も高揚しますし、毎日いきいきと活動できるように肩こりの予防に努めましょう!